マーフィーの法則を見ると、基本的にネガティブなことしかないように思うでしょう。
そうです、マーフィーの法則は失敗をする法則です。
『失敗する可能性があることは、必ず失敗する』
というのがコンセプトになっている法則なのです。
何事にも絶対はありません。
失敗する方法がない場合を除いては、どんなことだって絶対成功するということはないのです。
マーフィーの法則は結果として、失敗しています
かと言って、必ず失敗するというものではありません。
例えば『傘を忘れると雨が降る』という法則は、100%そうなるということではないはずです。
この法則はそのような結果を言っているわけではありません。
『傘を忘れたときに雨が降ると濡れてしまうので、気を付けよう』という意味を含んでいます。
つまり、『だから、傘を忘れないように』という教訓なのです。
傘を持っているときに限って雨が降らないかもしれませんが、それでも忘れてずぶ濡れになるよりはましなはず。
どんなことでも失敗する可能性はあるので、それに気を付けよう、ということです。
言い換えれば、気を付ければ失敗することも最小限に抑えることができ、成功に繋がるわけです。
マーフィーの法則は失敗する法則ですが、それを反面教師にすることで成功の法則になるのです。