松任谷由実さんの「DESTINY」という曲を知っていますか?
名曲なので、聞いたことがないという人の方が少ないかもしれません。
別れた彼氏への思いを綴った歌詞が、多くの人の共感を呼んだ曲です。
歌詞の中の女性は、自分を振った男性を見返したいと思い、どこに行くにも着飾っていました。
自分を振ったことを後悔させるために。
それがその女性の生きがいにすらなっていたのです。
そしてある日、その男の人に会います。
しかし、そんな日に限って、安いサンダルを履いていた、という歌詞です。
後悔させたくていろいろと頑張ってきたのに、そんなタイミングで会ってしまうなんて。
虚しさと切なさが滲む歌詞ですよね。
『こんなときに限って』と思うことも多々あります。
メイクしていないときに片思いをしている人とたまたま会ってしまったり、気を抜いた格好で出かけていたときに急に合コンに誘われたり、変な下着を着ていたときに恋人と良い雰囲気になってしまったり。
『絶好のチャンスは最悪のタイミングでやってくる』
マーフィーの法則の中ではそのように言われています。
だからチャンスを掴み取るのは難しいのです。
最悪のタイミングでも掴み取れるよう、常に準備が必要なのでしょう。