学校に遅刻しがちな人というのは、どのクラスにもいるでしょう。
基本的に時間にルーズな人が多いものの、『普段はそんなことないのに、何でか遅刻が多いんだよな』と思うような人もいます。
遅刻する人としない人、何が違うのでしょうか?
多いのが、家から学校までの距離です。
距離が遠いから遅刻をする……わけではありません。
逆に距離が近い人の方が遅刻をしがちなのです。
マーフィーの法則の中にも、『一番近くに住んでいる人が、一番遅れてやってくる』という言葉があります。
まさにその通りで、家が学校に近い人ほど、遅刻をしていませんか?
一時間電車を乗り継いで通う人は、一時間前には家を出なくてはなりません。
しかも電車が少しでも遅れてしまえば、次の電車にも遅れてしまって、遅刻してしまいます。
そうならないよう、少し早く家を出て、なるべくなら一本早い電車に乗ろうとするでしょう。
結果、遠ければ少し早目に着くぐらい慎重になるのです。
では近ければどうでしょうか?
徒歩5分なら『5分前に家を出ればいいや』と、思うでしょう。
電車に乗らなければ、電車が遅れることもありません。
しかし、それが油断を招きます。
ちょっとのんびりしてしまったり、忘れ物など思わぬハプニングが起きたり。
ちょうどの時間に出るようにしていれば、何かあったらもうアウトです。
その結果、遅刻してしまうのです。
油断ですよね。
と、理屈でわかっていても、やはり油断はしてしまうもの。
近くでの待ち合わせなどなら気を引き締めて、気持ち的には一時間かかるぐらいの距離のつもりで準備するようにしましょう。