本当に失敗に法則はあるのでしょうか?
必ず成功する法則がないように、必ず失敗する法則もありません。
いくら確率が低くても、成功する確率が0ではない限り、可能性はあるはずです。
じゃんけんだっていくら弱い人でも、ずっと負け続けることがないのと同じです。
しかし、マーフィーの法則には『あるある』と思える事例が多くあり、実際に経験のある法則もあるでしょう。
それではその法則は本当なのでしょうか?
『落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する』
マーフィーの法則の代表的なものです。
『あるある』と思えますか?
実際に同じようなシチュエーションを経験した人は、それほど多くはないかもしれません。
それでも、『あり得る』と思う人は多いのではないでしょうか。
高価なカーペットではなくても、バターを塗った面を下にしてトーストを落としてしまったような経験はありませんか?
その経験から『あり得る』と思えるのです。
実際、そこには科学的な根拠や統計なんてありません。
しかし、それを『あり得る』と思わせるのがマーフィーの法則です。
必ずではなくても、法則を知っておけばそれなりの覚悟ができるはず。
信じる信じないはそれから判断すればいいのです。