自分なりの「マーフィーの法則」を見つける

ここで紹介した「マーフィーの法則」はほんの一例で、バカでも使える機械を考案すると必ずバカはそれを上回る、とか、誰もが理解できる説明を誤解する人が必ずいる、とか、まだまだユニークな経験則が掲載されています。

これらの経験則、けっして「マーフィーの法則」が最初というわけではなく、世界中で類似する内容が諺や常套句として定着しています。

日本だったら「転べば糞の上」とか「泣きっ面に蜂」とか。

フランスではLa loi d’emmerdement maximum(くそったれの法則)と呼ばれ、イギリスではSod’s Low(こんちきしょうの法則)が建物解体業者の常套句とされています。

“The unexpected happens, and you’d better prepare(be ready)for it.”

いかに準備万端でも想定外のことは起こる、とサッチャー首相が言ったことから、のちにこの名文句はサッチャーの法則とも呼ばれています。

さらに深層心理学では「マーフィーの法則」に登場してきそうな経験則を至極、真面目に研究しており、「挨拶で噛みそうな人は本当に噛む」ことを自己暗示と分析、思わぬ行動に出ることを指摘しています。

こういった経験則は一般的な法則だけでなく自分のなかにもありそうですね。

自分だけの「マーフィーの法則」を探してみるのも、自分を知る方法のひとつといえるでしょう。

関連記事(一部広告含む):