「マーフィーの法則」における仕事上の経験則は他にもいろいろあるのですが、意外と多いのが機器、機械の特性について。
こちらもユニークでリアルな経験則なので紹介しますね。
“Multiple-function gadgets will not perform any function adequately.”
多機能な調理器具はどの機能もまともに動かない、という訳ですね。
実際、調理器具に限らずコンパクトで多機能なんて売り文句の電化製品にロクなものはありません。
電子レンジにスチームオーブンつけてスイッチひとつでいろんな料理ができますよ、とか言いながら、完成した料理はいつもマニュアルに載っている料理の写真とまったく別物になっていることも、キッチンの法則のひとつです。
…もちろん、作っている人がどこかで段取りを間違えている方の可能性が高いのですが。
“The most expensive special feature on VCR never gets used.”
VCR(ビデオカセットレコーダーの略ですね。なにしろ1990年代前半という時代に書かれている本ですから)のもっとも特殊で高価な機能は決して使用されない、という意味です。
これはVCRに限らず、すべての家電製品に言える経験則。
スタートレックに登場しそうな電子レンジがあるのに、それを温める以外に使ったことのない奥様に業を煮やす旦那様も多いはずです。
…その旦那様も、結局はスマートフォンで会話しかしていなかったり。
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