「マーフィーの法則」には、どのようなジンクス・経験則が掲載されているか、とりあえず難しい話は後回しにして紹介しましょうね。
“A knife too dull to cut anything else can always cut your finger.”
なまくらの包丁は指しか切れない、ですね。
これ、調理している人は実感できます。
切れ味の悪い包丁は野菜ではなく必ず指を切ってしまうもの。
もっとも、切れ味の悪い包丁は刃先が滑るからどうしても対象物からずれて指を切ってしまうのであって、これ、当然の帰結なんですけれど。
“No matter what goes wrong, there is always somebody who knew it would.”
失敗すると、それを事前に察知している人が必ずいる、といったところでしょうか?
いますよねえ、こういう人。
「ほらみろ、俺の言った通りになっただろう!」
とかドヤ顔で言うんですよね。
だったら、失敗する前に言えっつーの!という気分になりますが、得てしてこういう人の発言は事前に誰も聞く耳持たないのもまた事実ですね。
“ A child will not spill on a dirty floor.”
子供は汚れた床に何もこぼさない、というところでしょうか。
これ、子供はなぜか掃除した後に必ず汚すものですが、もし反抗期に差し掛かって平気でこれをやるようになったら、必ず叱りつけましょう。
叱られないで育った子供は必ず大きくなってから、真っ白い壁を見ると落書きしたくなるという法則があります。
これは「マーフィーの法則」に書かれていませんが。