毎日食べている食事。
これにもジンクスはあります。
よく言うのは、勝負事などの前に食べるカツ丼。
勝負に勝つという意味があり、大事な一戦の前には好んで食べられます。
また、古くから戦に行く出陣式では『打ち鮑』『勝栗』『昆布』を食べていました。
これは『敵に打ち勝ち喜ぶ』という意味があったのだそうです。
他に、お正月のおせち料理。
これはほとんどのものにジンクスがこめられています。
黒豆は黒というのは中国では不老長寿の色であり、健康にマメに働き幸せに暮らせますように、という意味があります。
数の子はその名の通り子孫繁栄を願うものです。
栗きんとんは黄金の塊を意味し、商売繁盛をもたらすという意味が。
鯛はめでたい、という意味。
海老は腰が曲がっても健康に生きている様子から、長寿の意味があります。
このように、おせちには一年間、健康で幸せに暮らせますようにとの願いが込められています。
最近ではおせちを食べないような人もいますが、そんな意味がその食材の一つ一つにあるのです。
年の初めにそれらを食べれば、新しい一年が健やかに過ごせるはずです。
おせちのジンクスで、健康で幸せな一年を送りましょう。