ジンクスとは、もともとは『縁起の悪い言い伝え』のことです。
『黒猫が前を横切ると災いが起きる』とか、『自分の国から東側にある国に戦争を仕掛けると負ける』などのジンクスが世界各地にあります。
そのように、海外では良くないことが起きる道しるべのように使われています。
しかし、日本でのジンクスはそうではありません。
悪いことが起きるときにも使いますが、良いことが起きる場合にもジンクスと呼びます。
日本には、多くのラッキーなジンクスがあるのです。
ジンクスの多くは迷信です。
全くの根拠のないものもたくさんあります。
しかし、それなりの理由があるものもあります。
たとえば『プロ野球では入団二年目は活躍できない』というものです。
これは一年目に活躍しても、二年目はマークされるからなかなか活躍できない、という理由で言われています。
そうならないためには、二年目は前年よりもさらにスキルアップする必要があるのです。
そのように、ジンクスから学べることは多くあります。
『〇〇すると悪いことが起きる』というのも、気をつけておけば回避できるかもしれません。
ただ、そのような悪いジンクスを常に意識しているのも、あまり良いことには思えませんよね。
まだ起こってもいない悪いことを意識しすぎると、体や気持ちが縮こまって前に進めなくなることもあるからです。
それよりも、ラッキーになれるジンクスを意識して、前向きにジンクスを使ってみましょう。