アファメーションでは、言葉に強い意味があります。
ちょっと考えてみてください。
何か人に言われてちょっとむかっときたとき、他の人がその人に対して、怒りをむき出しにしたら、自分だってむかっときているのに、私が冷静でいなくちゃ、と心が働く時があります。
泣ける映画を見たときも、涙が出そうになった時、隣にいる友人が号泣しているのをみて、思わず涙が引っ込んでしまった。
これ、心を自分で制御できているということです。
アファメーションでは、心を、自分の言葉で肯定的に持っていく、ということを行いますよね。
この出来事を言い換えると、「私は怒らない」「私は泣かない」ではなく、「私は平常心でいられる」ということになるでしょう。
これは、心の制御でもありますが、実は、言葉によって自分を解放している、ということになります。
怒らない、というほうが、我慢しているでしょう。
泣かない、というほうが我慢している言葉になるでしょう。
そうではなく、まったく違った次元で、「私は何事にも平常心でいられる」という肯定的な考えのほうが、絶対に自分の心に楽であり、心を開放する、解き放つ、ということになると思います。
言葉によって、その考え方がずっと楽になる、ということを覚えておきましょう。