例えば、パソコン。こうして文字を打っているのは、この文字を入力するということを命令し、それを行っている、ということになります。
先ほどの監督さんから選手への言葉も、選手に言葉をかけ、それを選手が潜在意識にすり込む、納得させる、ということで行われている、と説明しましたが、それも同じことです。
パソコンはできる、ということを常に認識して、結果を出してきます。
監督さんは選手たちに、「できる」ということを命令し、それを選手が返してくる、ということです。
言葉を思い込んで、それを返してくる。それが、よい結果となって現れる。
ここに、できる?できるかもしれない?できるかな?という言葉は存在しませんよね。
やれ、やる。できる、できた。上手くいく!うまくいった。
これが、言葉の思い込みです。
アファメーションは、これを、人から与えられるということではなく、自分で思い込むことなのです。
-これをやれ、お前はできる。これは上手く行く、おれは上手くできた。
これがアファメーションの言葉の思い込みです。
人への思い込ませは、「言い聞かせ」です。お母さんがお子さんへ、お父さんがお子さんへ、監督が選手へ、先生が生徒へ。
いつでも行われている励ましです。
これを、自分に思い込ませることが「アファメーション」。
自分に対して「できる」事を意識させる。
難しそうで、癖になれば、非常に簡単なことなのです。