何かを希望するとき、願望を口にする時、人は「将来こうなるといいな」「大きくなったら、こういう人になっていたいな」という言い方をします。
でも、アファメーションの考え方は、現在形、そして完了形なのです。
アファメーションの場合は、希望や願望が現在、そして完了、という形で宣言することから始まります。
例えば、何かを達成したい、という場合には、
「サッカーの技術がどんどん伸びています!」
「私の学習能力は上がっています」
「私の意見が受け入れられた」
こういう宣言を行います。
願望はこうしたい、こうなりたい、ということではなく、既に「うまくいっていることが決まっている」いい方にする、ということです。
これを、否定的に捉えると、
「サッカーの技術を伸ばしたい」(今伸びていない)
「私の学習能力をあげていきたい」(今停滞している)
「私の意見が受け入れられるように」(自分に自信がない)
そうではなく、伸びる、上がる、受け入れられる、という肯定意見にしてしまうということです。