マイナス思考をしていると、ノルアドレナリンという物質が脳内から分泌されます。
このノルアドレナリンという物質は、自然界の中では蛇の毒に次いで強い毒だと言われているのです。
ノルアドレナリンが過剰に分泌されてしまうと、判断力や思考力を鈍らせます。
また、血流も悪くなり、血管が詰まってしまうこともあります。
鬱病などの精神的な病気にも、このノルアドレナリンが関係していると言われています。
プラス思考をしていると、βエンドルフィンという物質が出ます。
このβエンドルフィンは、痛みなどを和らげる効果があり、体も病気になりにくく、長生きするとも言われます。
このように、科学的にもマイナス思考の人よりもプラス思考の人の方が、健康でいられるとされているのです。
また、病気になったとき、マイナス思考の人は悪い方へと考えてしまいます。
『本当はもっと悪い病気なんじゃないか?』
『この病気は治らないんじゃないか?』
そのようなマイナス思考は、病気の治りを遅くしてしまいます。
反対にプラス思考の人は、病気になっても前向きに取り組むことで、早く治ったり、治りにくい病気も治してしまったりするのです。
プラス思考は心だけではなく、体も健康にしてくれるのです。