短所が誰かを救う?

あなたが短所だと思っているところ、本当に短所でしょうか?

『気が小さい』『短気』『協調性がない』『考えすぎる』『衝動的に行動してしまう』『暗い』……。

自分が思う短所というのは、いろいろとあるでしょう。

しかし、それは自分がその部分を嫌いなだけで、誰かから見れば短所ではない場合だってあります。

『気が小さい』というは、それだけ慎重ということです。

誰かからしてみたら、そこがいいのだ、と言うことだってあります。

『短気』というのだって、気持ちに素直だとも言えます。

『協調性がない』は周りに流されずにマイペース、『考えすぎる』は思慮深い、『衝動的』というのも思ったことをすぐ行動に移せる、『暗い』は落ち着いている、と言いようによって変わってきます。

自分で短所だと思っていても、そこを長所だと思っている人だっているのではないでしょうか?

短所を直そうとするのは悪いことではありません。

しかし、そこが本当に短所か考えてみてください。

意外と長所だったり、自分らしさだったりもします。

矯正することで自分らしさを失う場合だってあります。

自分にとって嫌いなところも、誰かからは好かれるポイントかもしれません。

何も躍起になって短所を探さなくたっていいのです。

人は何十億人もいて、あなたにとって短所だと思っていたところが誰かを救う可能性だってなくはないのですから。

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