言葉には力があります。
昔からそう思われてきました。
それを言葉の魂、言霊(言魂)と言います。
悪い言葉を使うと悪いことが起こり、良い言葉を使えば良いことが起こるのです。
結婚式で忌み言葉を使わないようにするのもそういうことです。
ネガティブな言葉は気持ちをネガティブにさせます。
その気持ちがさらにネガティブなことを呼んでしまうのです。
そういうことを口に出してしまうときは、気持ちがネガティブになっています。
辛かったり、しんどかったり。
その現状を受け止めるのは大事です。
『前向きに』と無理することばかりが良いとも限りません。
しかし、あまりにも『辛い』と言ってしまうと、実際以上に辛く感じませんか?
愚痴ってばかりでは何も解決しません。
『辛いから休もう』
『しんどいから少し止まろう』
必要以上に辛くならずに、そのネガティブなものを受け止めましょう。
受け止めて少し休んだら、『もう大丈夫』と声に出してみるのです。
そうすれば気持ちは少しずつポジティブになります。
『大丈夫』というポジティブな言葉が、落ちていた気持ちを上げてくれます。
それも言霊の力です。
辛いときに辛いと言うのは構いませんが、言葉には力があるということを忘れないでください。
ネガティブな言葉をあまり言い過ぎないように。
そしてできるだけポジティブな言葉を使いましょう。