『当たる宝くじの売り場』というものがあります。
そう呼ばれるようなところは、毎年ジャンボ宝くじの時期になると、長蛇の列ができます。
西銀座チャンスセンターなどは、毎年のようにテレビで写されています。
その中でも人気のある1番窓口で買うには、日によっては1時間以上も並ばなくてはいけません。
全国にはそのように、良く当たる売り場というものが存在します。
しかし、本当に当たりやすいのでしょうか?
実際、宝くじの確率は決まっています。
その確率はどこで買っても同じなはずです。
『1等、この売り場から出ました!!』という張り紙が多いところもありますが、それはそれだけの枚数が売れているからです。
一度その売り場から高額当選が出ると、それを聞きつけて多くの人が買い求めます。
そうすればそれだけ多くの枚数が売れ、再び高額当選者が出る確率が高まります。
そうして『当たる宝くじ売り場』というのができるのです。
当たるイニシャル、性別、買った日の天気、なども発表されていますが、それは今までの統計なだけであって、その条件をより満たしている人が当たりやすい、ということはないでしょう。
ただ、当たる売り場でそれらの条件を満たして買えば、自信はつきます。
『できることは全てやったので、絶対に当たる!!』と。
そういう自信や気持ちは、良いツキを呼び寄せます。
宝くじの当たる当たらないは確率の問題ですが、その自信がその確率をちょっとでも左右することもあるのです。