どんな勝負でも、実力だけで勝敗が決まるものではありません。
実力が拮抗する者同士の場合、勝負の綾をツキが握ることだってあります。
ツキを味方につけた方が勝つのです。
勝負運に強い神社はいくつもあります。
戦争で活躍した東郷平八郎を祀った東郷神社や、乃木希典を祀った乃木神社など、実在した将軍を祀った神社は、勝ち運を祈願する人が後を立ちません。
日本武尊を祀った妙義神社は、太田道灌が戦の前に何度も祈願に訪れ、いずれも勝利を収めたことから人気があります。
勝利八幡神社という、いかにも縁起の良さそうな神社もあります。
武の神、応神天皇が祀られていて正式名称は八幡神社なのですが、日露戦争の際に出征した氏子が無事に帰ってきたことから、勝利八幡と呼ばれるようになりました。
やはり、勝負事の願いをする人が多いのだそうです。
他にも武将が祀られている神社や、祈願して勝利を収めたという逸話の残る神社は多くあります。
このような神社では勝守りというお守りが授与されています。
箱根駅伝などでは早稲田大学のたすきに東郷神社の勝守りが縫い付けられています。
そのツキのお陰か、早稲田大学は13回もの総合優勝を誇ります。
絶対に負けられない戦いがそこにあるのであれば、勝守りを身に付けて勝負に臨みましょう。
そのツキが勝利を呼び込んでくれるはずです。