げんを担いでいることはありますか?
何かをやるときに縁起を気にして行うことや、逆に行わないことをげんを担ぐと言います。
元々は『縁起を担ぐ』という言葉が、江戸時代に逆さ言葉が流行り縁起がぎえんとなって、げんになったと言われています。
よく言うげん担ぎは、勝負事などの前にカツ丼を食べて『勝つ』というものでしょう。
言葉の語呂合わせからできたもので、他にもおせち料理などは全ての料理にそのような語呂合わせのげん担ぎが込められています。
また、人によっては前に良い結果を残した際の服を勝負服として、いざというときに着るというげん担ぎもあります。
プロ野球の監督で、勝ったらその日の下着は履き替えない、という人もいました。
そのため、連勝をすればするほどパンツを履き替えられないということになります。
それだけ勝負にかける意気込みはわかりますが、少し清潔感に欠けるかもしれません。
よくサッカーでも野球でも、『自分が観ていると負けるから、大事な試合は観ない』という人がいます。
好きなのに観られないというのは、なかなか辛いものです。
ちょっと可哀相ですよね。
そこまでチームのことを思っているのですから、本当のファンです。
さすがに観る観ないで勝敗は決まらないと思いますが、観ているときに負けた印象がよほど強かったのでしょう。
何度か観ているときに勝って、逆に観れば勝つ、というようなげんになると良いのですが。
げんを担いでも、『必ず』ということはありません。
しかし、そのように縁起を気にすることで、ツキを呼んで良い結果に繋がることはあるのです。
どんなものでも構いません。
あなたなりのげんを担いで、ツキを呼び込みましょう。