年が明けて初詣に行くと、多くのおみくじが木に結んであります。
新年最初の運試しと、おみくじを引く人が多いのでしょう。
悪いおみくじが出た場合、利き手とは逆の手で木々に結ぶとそれが吉に転じるのだそうです。
利き手とは逆の手で結ぶという行為が、困難な行いを達成したとみなされるからです。
ちょっとした修行ですね。
確かに、利き手とは逆の手でおみくじを結ぶのは難しいです。
そもそも、片手で結ぶこと自体が難しいですし。
そのような意味で結んでいるのですが、最近ではおみくじなら大吉でも何でも結ぶように思われています。
もちろん、結んでも構わないのですが。
おみくじにも様々な種類があります。
吉も凶も何種類もあり、順番も複雑に並んでいます。
大吉から中吉、小吉、吉、半吉、末吉、末小吉、凶、小凶、半凶、末凶、大凶の順です。
その順番を見ると『意外と吉も良いんだな』と思いますよね。
『半吉』とか、良いのか悪いのかわかりませんし、江戸時代の人の名前みたいです。
この他にも変わったものがあります。
『吉凶未分』というものもあり、『きっきょういまだわからず』と読むのだそうです。
要は『今はわかりません』ってことなんですよね。
何だか職場放棄された気分です。
占うのが仕事でしょう?
この時点でわからないけれど、行い次第で良くなる。ということなのだそうで。
要は本人次第ってことです。
やっぱり職場放棄ですかね?
変わったものでは他にも『吉凶相交』や『平』などもあります。
そういった変り種のおみくじを集めてみるのもいいかもしれません。
ちなみに、そういった変わったおみくじは、神社によってないところもありますので、調べてみてください。