厄年とは迷信のように思われますが、意外と侮れません。
実際に、厄年に体調を崩したりすることも多いのが事実です。
これは非科学的な力が働いているとかではなく、実際にその年の辺りに体調を崩しやすいのだそうです。
青春期だったり、社会に出て数年が経って責任が重くなっていたり、そのようなことで体調に変化が出る年なのです。
あまり信じていなくても厄払いをしてもらう人は多いそうで、『とりあえず』という儀式のように思っているのでしょうか。
確かに厄払いをしてもらえば、気持ち的に軽くなったように思えます。
『厄年だけど、厄祓いをしてもらったのだから大丈夫』と。
気持ちが軽くなった分、それは効果があるのでしょう。
また、神社などで厄祓いをやってもらうのが一般的ですが、他にも様々な方法があります。
厄を使い果たすためにわざと大事なものを落としたり、人形に身代わりになってもらうものもあります。
また、厄年は日本だけのものではなく、世界各国に似たようなものがあります。
そしてやはり厄祓いのような儀式があるのです。
スペインでは馬肉を食べて、一昼夜踊り明かして厄を落とします。
イギリスでは木の実を庭先で焼きます。
そのように、各地で厄年は信じられているのです。
お祓いや方法などは様々ですが、一番必要なのは、厄年を意識することでしょう。
祓ってもらっても油断せずに、体調の変わり目なのですから気を配ることをお勧めします。