日本で運を呼ぶ動物と言えば、まず招き猫が思い浮かびます。
夢枕に貧しさから手放した飼い猫が現れ、「自らの姿を人形にしたら福徳が授かる」と言うので焼き物にして販売したら、たちまち評判になった。
猫がお寺に手招きをしたお陰で突然の豪雨にあわずに済んだ。
猫に招かれたお陰で、劣勢だった戦に勝利できた。
雨宿りしていたら猫が手招きをするので、行ってみたらさっきまで雨宿りしていた木に雷が落ち、命を救われた。
このように、招き猫の起源は様々ですが、何にせよ幸運を招くと思われているのは確かなようです。
最近では外国でも『Lucky Cat』などと知られるようになりました。
他にはふくろうも幸運を呼ぶと言われています。
首が廻ることが商売繁盛に、夜目が利くので見通しは明るく、良い耳は情報を聞き逃さない、と言われています。
日本でもふくろうの鳴き声を聞くと縁起が良いと言われていました。
その名前からも『不苦労』と苦労をしないと言われています。
招き猫もよく見かけますが、ふくろうの置物なども数多くあります。
猫とふくろう。
そう言えば、どちらも顔が似ているように思いませんか?
あの顔が、福を呼ぶのかもしれませんね。