ジンクスとは、縁起の悪いとされる言い伝えのことです。
例えば『夜に爪を切ると親の死に目に会えない』とか、『猫が顔を洗うと雨が降る』など、ことわざのように伝わっているジンクスもあります。
到底信じられないものもありますが、実は全てが迷信というわけではありません。
昔、今のように電気がない時代には夜は火の灯りしかありませんでした。
その中で爪を切ると深爪をしてしまったり、切った爪が目に入って失明してしまうことがあったそうです。
それを注意するために、『夜に爪を切ると親の死に目に会えない』と戒めた言葉なのです。
また、猫が顔を洗うのは湿度が高くなるとヒゲを整えるためで、実際に雨が降る確率は高いのです。
このように、実際に役に立つ教訓になっているものもあるのです。
自分だけのジンクスを持っている人も多いでしょう。
『階段は左足から踏み出すと不幸になる』『迷ったときは左には行かない』『どこどこに行くと風邪をひく』など、あまり教訓にはならなそうですが、人それぞれのジンクスを持っていたりします。
その人だけかもしれませんが、それは感じたことなのですから信じてもいいと思います。
ただし、囚われすぎると運を逃してしまいそうですけれどね。