REBECCA、のっこは、小さくて細くて、外国の絵本に出てくるようながりがりの女の子。でも、そのパンチある歌声は、センセーショナルでしたよね。
当時、横浜に住んでいて、REBECCA、バービーボーイズ、爆風スランプなどのバンドをよく聞きに行っていた時代。中でもREBECCAは大好きなバンドでした。当時の女の子の心情を、オンタイムに歌にしてくれたのが、のっこだな、と思います。
大人の人にはわからない思春期独特の思いが、REBECCAの曲には溢れていました。恋人になって嬉しいけれど、別れてしまっても、友達に戻れない、という代償がある・・わかりますよねー。この気持ち。大好きなお友達がいつしか彼になって、結局は別れてしまうけど、元の関係には戻れない・・こんな経験、誰もがしていると思います。
当時、クレジットカードを持つ、ということが大人の人、という感じを与えた時代。REBECCAの「Love is cash!」は、そんなクレジットカードのスマートさを恋愛に比喩して作られた歌。私、この歌の、「あなたの恋はまるで スマートな カードクレジットなの!!」というフレーズが本当にオンタイムだったから、忘れられない曲になっているのですよね。
REBECCAは、今もバンドでメジャーを夢見る若い方々が、コピーするくらい、現代にしっかり残る名バンドなのです。