彼の歌声を初めて聞いたとき、「え?外人が日本語で歌ってるの?」と思ったほど強烈な印象の声、その歌唱力でした。「流星のサドル」は、今だに、忘れられません。
彼は、久保田利伸さん。数々のヒット曲を打ち出して、彼のその衝撃的な声と歌唱力に、みんなが、一気にファンになってしまった、それくらい彼の声、歌声は、魅力的だったのですよ。それまでの日本人にはない、声の出し方。言い回し。どれをとっても、黒人のスピリッツを感じさせるに十分、という感じだったのですよね。
特に「Missing」は名曲中の名曲。片思いをしている男性の切ない思いを切々と歌い上げたこの曲は、当時、たくさんの方がカラオケで歌っていました。
「届かないものならば いっそ忘れたいのに 忘れられない全てが」このフレーズ、どう思います?!!男性だけでなく、女性だって、こんな思いを重ねて大人になっていきます。切ないですよね。恋愛って、うまくいかないことのほうが多い、ということが、少しずつわかりかけていく時です。
思いが届かないなら出会いも、これまでの思い出も、なかったことにしたい・・という思いが本当に切ない。アラフォーがしびれまくった曲ですね。