日本のクラウドファンディングサイト、続けますね。
ユニークなのがアートに特化したmicromecenat。
簡単に言えば芸術家のパトロンですね。
ただしマイクロの名前があるように投資する人は巨額を用意する必要はありません。
論より証拠、どんなプロジェクトがあったのか紹介しましょう。
たとえば『A Life of Azuki』。
Takao Sakaiというアーティストのプロジェクトで、タイトルからも分かるように小豆をモチーフとした現代アートです。
で、ユニークなのは5千円の投資額で私物に対して小豆5cm×5cmの量で私物を作品化、その作品のオリジナルプリントがリターンとして用意されること。
2万円になると小豆10cm×10cm、8万円になると小豆20cm×20cmの量になります。
これ、パトロンになる人たちもセンスありますね。
どんな私物が作品になったかというとガラケーの背面が小豆で埋め尽くされたり、壊れたサングラスを小豆で修理したり、自由の女神が掲げている炎を大豆で飾ったり、とかなりアバンギャルドです。
こういうクラウドファンディングやプロジェクトの作品を見ると日本もアートが身近になったもんだ、と感心してしまいます。
ちなみに小豆アートの作者、境貴雄さんのプロフィールの写真はかなり茶目っ気たっぷり。
アートのパトロンもいいね、なんて思った人はぜひ覗いてみてください。