日本のクラウドファンディングサイト、大手のCAMPFIRE(キャンプファイヤー)やREADYFOR?(レディフォー)だけではありません。
まだまだあります。
WESYM、We SEED Your Missonという名のサイトでは出資者が楽天やYahoo!、T-POINTなどのポイントでも投資できるという特徴があります。
また、すべてがサクセス型(達成した場合のみ資金調達ができるシステム、WESYMでがチャレンジ型と呼んでいます)だけでなく、目的達成にかかわらう応援されたシード(種の意味で、WESYMでは1シード=1円)はすべてプロジェクト創設者に贈られるダイレクト型が用意されているところも特徴です。
WESYMにはハースト婦人画報社の婦人画報編集部が伝統産業応援のプロジェクトを多く立ち上げています。
「手捏ねして煉瓦窯で焼く山形食パン」や「日本最後の鏡師による世界一の魔境作り」など、社会的に意義のあるプロジェクトがあり、本来は行政が守るべき遺産をクラウドファンディングで行っている点、かなり高い評価が与えられてもいいんじゃないでしょうか?
たぶん、婦人画報の紙面でも同時進行のドキュメンタリーが行われているはずです。
出版業界は冬の時代、などといって廃刊が相次ぐ中、婦人画報のような新しい道を切り開いているところもあるので、他の雑誌社、少しはこういう姿勢、見習ったらいかがでしょう?