プロジェクトへの投資は自己責任で

クラウドファンディングのKickstarterはプロジェクトを達成させるためのサイトなので、投資したからといって金銭的な見返りはありません。

プロジェクトによっては投資した金額によって、音楽ならばVIPゲストになったり製品プロダクトであれば完成品を送られたりすることもありますが、投資した金額が少なければプロジェクトの記念Tシャツだとかリストバンドだとか、とてもささやかな見返りとなります(後述しますが、この見返りについては戦略的にとても重要になります)。

システムとしてはプロジェクト創設者が企画内容を映像でプレゼンテーションし、資金調達の目標額と最低投資額、資金調達期限を設けます。

投資家はPledge(保証、つまり投資に対する見返りですね)を確認、投資金額に見合う保証であるかどうかを見定めて上で投資しますが、期間内に資金が調達できればプロジェクトはスタート、もし期間内に資金が調達できない場合、資金は投資家に返却されます。

これらはシステマチックに行われているので投資家が創設者に対して方向性で口を出すことはできず、また途中でプロジェクトが中止になった場合でもKickstarterはタッチしていないので投資家は直接、創設者に問い合わせるしかありません。

したがって投資家たちはかなり自己責任において後援する必要があります。

もちろん創設者は投資家に対して責任があるので、資金調達した後でプロジェクト中止なんてことをしたら、損害賠償問題まで発展することは大人ならば分かりますよね?

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