日本が海外でかいた恥、日本人旅行者のレベルではありません。
ロックフェラーセンターは三菱地所によって89年に買収されましたが、その後、バブル景気崩壊で莫大な赤字を出して1995年に運営会社は破産、所有していた14棟のビルのうち12棟を売却、現在は2棟を残すのみとなっています。
アメリカでもトップ10に入る名ゴルフコース、ペブルビーチゴルフリンクスを1300億円で買収した不動産会社インターナショナルイーシーはバブル崩壊後に赤字転落、結局、約1000億円ですぐに手放し、本来の不動産業に戻りましたが借り入れ負担が業務を圧迫、2014年に自己破産を申請しました。
ホテルニュージャパンの火災で表舞台に引き出された乗っ取り屋の故・横井英樹氏になるとさらにひどく、庶子である横井キイ子を代理人として4年間に9つのフランスの城を買い占めます。
その中にはフランスの歴史的建造物であるロドニー城も含まれていました。
城購入の際は文化遺産として修復と維持が条件に含まれていたにも関わらず家具や調度品を売却、さらに庶子の横井キイ子は城をプレゼントする約束(!)なのに城をよこさないといって泥沼の訴訟を起こし、結局、城は放置され廃墟の危機にさらされたため、現在はホテルチェーンが買収して再生するという結末を迎えました。
まさにバブル景気の日本、世界の恥さらし状態だったのです。