バブル景気は悪いこと?

1980年代後半に起きたバブル景気、今では負の側面だけが捉えられ、ほとんど悪者扱いされています。

実体のないオカネに振り回されたというのが悪者扱いする人の言い分ですが、あまりにも端的ですね。

羽振りの良かった人が落ち目になって「ザマーミロ!」みたいな、テレビのバラエティや三文週刊誌が特集する「あの人は今!」見て「いい気になっているからそういう風になるんだよ!」とか、失敗した人に向かって「ほーら、俺が言った通りになっただろーが!」などと訳知り顔で言うとか、バブル景気を悪者扱いする人には、ちょっとそんな雰囲気があります。

まあ、確かに世間を見れば、それまでオカネのことをあまり知らなかった人が急にオカネを持っちゃったものだから、使い方を知らずに恥をかいたり事件を起こしたり、残念な結果を残した人もいますが、社会全体から見れば正の遺産もしっかり残っています。

バブル景気の負の部分に目を向けると、正直、あまりにも悲惨なので、ここではバブル景気の正の遺産を振り返って見ましょう。

ほら、最近は世の中のオカネが海外ではなく国内に向けられているでしょ?

これ、次のバブル景気の足音なんです。

前回の轍を踏まないためにも、次のバブル景気で良き事だけを享受してくださいね。

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