太陽と月。
どちらも天体で一際輝く恒星と衛星だけに、古来、この2つの星は自然に恵みを与えてくれると同時に神秘的で信仰の対象でもありました。
太陽は絶対的な存在、もはや神です。
インカ帝国では天の序列の1番目としてインティという名称で神格化、エジプト神話ではハヤブサの頭を持つもっとも重要な神であるラーとなり、日本では民族の総氏神、天照大御神となって崇められています。
一方の月。もちろん太陽と同じように信仰や神話の対象ではありますが、太陽ほどの絶対的力を感じさせません。 続きを読む 太陽の光を受けて姿を変える月の神秘