風水が日本へ伝来された話は後述するとして、その前に風水の歴史について説明しましょう。
風水の完成は中国の明時代(1368~1644年)とされているので、その歴史から見るとかなり遅いと言えます。
前述したように、風水は巒頭(地形を見る占術)から始まり、理気(目に見えない要素の占術)が加わって、その方法論が発達、流派が生じてそれぞれの式盤が作られた年月を考えると、完成まで長い時間を要したことも理解できるでしょう。
風水の起源は殷の時代(紀元前17世紀頃~紀元前1046年)、当時の「卜宅」とされています。 続きを読む 風水の起源は「卜宅」から