蛇は金運をつかさどると言われます。
夢の中に蛇が出てきたから宝くじを買おう、というのはよく聞きます。
蛇は古代インドで弁財天の使いと言われ、さらに白蛇は弁財天の化身と言われていました。
そこから、白い蛇が家に住み着いたら金運に恵まれる、蛇を見たら金運がアップする、などと言われるようになったのです。
また、蛇は脱皮する生き物です。 続きを読む 巳(み)年!弁財天の使い
蛇は金運をつかさどると言われます。
夢の中に蛇が出てきたから宝くじを買おう、というのはよく聞きます。
蛇は古代インドで弁財天の使いと言われ、さらに白蛇は弁財天の化身と言われていました。
そこから、白い蛇が家に住み着いたら金運に恵まれる、蛇を見たら金運がアップする、などと言われるようになったのです。
また、蛇は脱皮する生き物です。 続きを読む 巳(み)年!弁財天の使い
ウマは人に最も重宝がられてきた動物でしょう。
古代から人はウマに乗り、ウマで農耕もし、食用にもされました。
戦いでも騎馬は強く重要な位置を占めていました。
ウマというと競馬用のサラブレッドが最初に思い浮かぶでしょう。
あのように早く走るためのウマもいれば、運搬用に力のあるがっしりしたタイプのウマもいます。 続きを読む 午(うま)年!平安時代から行われてきた競馬
ウマは縁起の良い動物だとされていました。
中でも馬という文字を左右逆さにして書かれているものを『左馬』と呼び、古来から招福のシンボルとされてきました。
左から乗れば倒れないとの言い伝えから、左馬は倒れない象徴とされ、人生を大過なく無難に過ごせるという意味が込められています。
また『右に出る者なし』や『左団扇』にも繋がり、商売繁盛の意味もあります。
左馬の文字の下の部分が巾着に似ているところから、口がよく締まって入ったお金を散財しないと、金運のお守りにも使われます。 続きを読む 午(うま)年!左向きのウマ
ヒツジも人と深く関わってきた動物です。
肉や毛は昔から食用として重宝され、皮、毛なども人々に利用されてきました。
古くは古代メソポタミア文明からも化石は見つかり、紀元前7000~6000年前には既に家畜として飼育されていたようです。
中でもヒツジの毛、ウールは服などに使用され、人々の生活に欠かせないものでした。
ヒツジは年に一回、毛を刈られます。 続きを読む 未(ひつじ)年!ヒツジの毛刈りと断尾
ヒツジは群れを成す動物です。
敵などがいなければ単独でも行動しますが、敵から身を守るためにも群れで行動をしたがり、その群れから離されると強いストレスを感じます。
また、先導者に着いていく性質があり、たまたま先に行動したヒツジにも着いて行ってしまいます。
『群』という漢字はヒツジから来ているのです。
ヒツジは世界で親しまれてきた動物です。 続きを読む 未(ひつじ)年!眠りを誘うヒツジ
サルは人に似て、賢い動物です。
賢いが故に、あまり家畜やペットなどとして飼われませんでした。
大人になると気性が荒くなり、飼うのが困難だからです。
また、食用にもされていましたが、人と似ているがためにその食文化も廃れていきました。
人と似ていたり、その賢さから、サルはひとと共存してきました。 続きを読む 申(さる)年!進化していくサル
サルは去るというところから、悪いことから去ると言われ、守護的な動物とされていました。
風水では鬼門の守護神とされ、鬼門に向けて、あるいは玄関などに置物を置けば災いから護ってくれるとされています。
愛知県の日吉神社ではサルは神の使いとされ、狛犬のように一対のサルが拝殿前にいます。
豊臣秀吉の母はこの神社に祈願して、子を授かりました。
そのため秀吉は神の子と言われ、幼名を日吉丸とここの神社から名づけられました。 続きを読む 申(さる)年!悪いことから護る
鶏には時代を先取る能力があり、予知能力があるとも言われていました。
時を告げる鳥は鶏だけで、そこからそう言われていたそうです。
人々には時を知らせる貴重な生き物として、重宝がられていました。
鶏は規則正しく、毎朝夜明け前に鳴き、人々に朝が来るのを告げます。
鶏は昼行性で鳥目なので、夜になると目が見えなくなります。 続きを読む 酉(とり)年!時を知らせるトリ
酉は『とりこむ』という言葉に通じ、商売では縁起の良いものとされていました。
各地の鷲神社では酉の市が行われます。
これは毎年11月の酉の日に行われるお祭りです。
熊手が売られている様子は、毎年テレビのニュースでも見かけます。
ワシが獲物をわしづかみすることからその爪を模したとも言われ、福や得をかき集める、わしづかみする、と熊手守りは商売繁盛の縁起物とされ有名になりました。 続きを読む 酉(とり)年!犬猿の仲介
イヌは12支の中で、一番人の傍にいる動物でしょう。
他の動物は、人とは一線を画して付き合ってきました。
イヌも他の動物と同じく様々な役割を担ってきました。
狩猟を行うものや、ヒツジを追い込む牧羊犬、そりなどで荷運びをするイヌ、留守を守る番犬など、人にとってはその従順さから扱いやすかったのでしょう。
しかし他の動物とは違うのは、イヌは賢く、躾もできることから、古くからペットとしても人と共に生きてきたのです。 続きを読む 戌(いぬ)年!ご主人の帰宅を予知する?
イヌは基本的に安産だと言われています。
多くの子を産むわりに出産にかかる時間も短く、子犬たちはすくすくと早く育っていくことから、安産の象徴とされています。
帯祝いという安産を祈る儀式があります。
妊婦が安産を願って岩田帯を腹部につける儀式です。
これは妊娠5ヶ月目に入った戌の日に行います。 続きを読む 戌(いぬ)年!安産の守り神
亥は日本ではイノシシを指しますが、中国など他の国ではブタのことを指します。
ですから12支にイノシシがいるのは日本ぐらいで、他の国はブタなのです。
これは、日本ではブタを飼う風習がなかったためです。
しかしブタとイノシシはそこまで遠くはありません。
イノシシはブタの先祖で、イノシシを家畜化して品種改良したものがブタなのです。 続きを読む 亥(いのしし)年!猪突猛進