「発明アイデア教室」カテゴリーアーカイブ

ヒントは身の回りに溢れている!アイデアを権利化する

前に、「ヒラメキは、思考の最中ではなく、思考を中止した後に湧きおこってくる」と述べた。また、これは「ヒラメキは、一定の潜伏期を経て、湧き出てくる」とも言えよう。これには次のようなことが考えられる。

課題や問題を考えるのをやめて、ぼんやりとしていたり、くつろいだ気分に浸れるときでも、無意識的には(心の深いところでは)、その問題をどうにか処理しようとしているのだろう。つまり、リラックスするときには、左脳の活動のみが休み(もちろん全部ではない)、一方の右脳のイメージ力は反対に活発化してくるのだと思う(疲れているときほど、夢もよく見るし)。 続きを読む ヒントは身の回りに溢れている!アイデアを権利化する

そして、アイデアは育てるもの!アイデアを権利化する

浮かんだアイデアそのままでは、もちろんのこと発明は完成しない。アイデアが発明品となるために、またそれがヒット商品となるためには、さらにアイデアの質を高めないとならないだろう。つまり、より積極的にアイデアを加工することが必要であり、同時に、ヒット商品であるためには、そこにまたアイデアが不可欠なのだ。アイデアは育てるものだからだ。

さらには、「従来の製品はこういう形だが、これをこうしたら、どうだろう?」というような奇抜で、自由な発想を楽しめる、そんな心の余裕も必要だろう。頭の中ではモノをどのようにも変えられる。我々は、イマジネーションをもっと利用するべきだ。 続きを読む そして、アイデアは育てるもの!アイデアを権利化する

ヒラメキとα波とお風呂と!アイデアを権利化する

ヒラメキと脳波(α波)の関係もよく知られている。α波の状態は、創造活動に適しているというものだ。臨床的には、このα波は身体活動や頭脳活動が盛んではないとき、すなわち、ぼんやりとしているときなどに、脳波上に多く出る。リラックスのときに、ヒラメキが起きやすいということとも一致する。

そのことから、α波を効率よく出すために、さまざまなリラックス法が考案されている。つまり、創造性を高めるために、最上のリラックスが求められたりするわけだ。 続きを読む ヒラメキとα波とお風呂と!アイデアを権利化する

霊界からの発明物語!アイデアを権利化する

偉大な発明につながるヒラメキ(イメージ)は、ときに夢として、白昼夢として、発明家の脳裏に焼きつくこともある。さらに、ある発明が夢の中のお告げで提示(啓示)されたとか、あるいは実際に、霊界からのメッセージを受けて発明したと主張する人もいる。

私の知人発明家の中にも、霊界からの発明家(複数)が、自分にアイデアを授けてくれると主張する人がいる。過去に生を受けた偉大な発明家たちが、前世でなし遂げられなかった発明を、なんとか完成してもらいたいといって、代わる代わる、発明のアイデアを話し掛けてくるのだという。 続きを読む 霊界からの発明物語!アイデアを権利化する

発明ヒントを得やすい夢の見方!アイデアを権利化する

オーガスト・ケクレ博士(1829-1896)は、ベンセン分子の環構造(炭素から成る六角形の輪に水素が結合した構造)を解明したことで有名だ。これにより、さまざまな加工物質がつくられるようになり、また医薬品なども大きく発達することになったのだ。

しかし、解明に到るまでには多くの苦労があった。そして、あるときに見た一つの夢が、彼に解明の糸口を与えたのだった。1865年の研究当時、彼はベンゼン分子の構造を解明するために、多くの実験を繰り返していたが、大した成果はあがらなかった。 続きを読む 発明ヒントを得やすい夢の見方!アイデアを権利化する

パズル感覚・ゲーム気分でヒラメキ感度アップ!アイデアを権利化する

遊び心を仕事に取り入れているのは、芸術家と呼ばれる人たちでもある。絵画や彫刻、詩、それに音楽の創作などには、やはり好奇心とユーモア精神が不可欠だろう。芸術の創作活動時にはまた、パズルを解いたり、ゲームに没頭しているときと同じような精神的高揚感があると思うのだが、どうであろうか。

脳は常に刺激を求めている。それが遊びだとか、仕事だとか、あるいは「俗っぽい」とか「高尚で上品だ」などという区別を脳はしない。

パズルやゲームには、人間の「創造欲」「達成欲」を満たしてくれるものがあるのだ。人類は、大昔から発明を繰り返してきて、その結果、いま見るようなテクノロジー社会がある。 続きを読む パズル感覚・ゲーム気分でヒラメキ感度アップ!アイデアを権利化する

ジャグリング(大道芸)は能力開発にも適す!アイデアを権利化する

私の友人には、風変わりな芸を身につけている者が多い。手品のタネを体中に仕込み、機会があれば、どこでもマジック(かなりレベルが高い)を披露する者や、ジャグリングという大道芸の技に凝って、やはりそれらの道具をリュックに詰めている者、それに、あらゆる武道を極めようと暇さえあれば武術の稽古を積んでいる者など、個性豊かだ。

かくいう私についても、彼らはこぞって、「いちばんの変わり者だ」と声を大にする。百種以上ある原子の周期表から、その全ての原子の名前と番号を暗記しているということ、韓国語やヘブライ語、それにエスペラント語などを研究し、独特の言語論を展開し、そうかと思うと、カイロプラクティック施術をしていた、その同じ時期に、大学病院では肝臓移植実験の研究員などもやっていた、という具合に、これらが「変わり者であること」の引き合いに出されるのだ。 続きを読む ジャグリング(大道芸)は能力開発にも適す!アイデアを権利化する

あなたならではの「思考と空想を生み出す空間」とは?!アイデアを権利化する

よいアイデアが生まれるためには、やはり環境は大事だろう。その場にいるだけでストレスがたまるような不快な場所では、よいアイデアどころか、精神状態そのものが病んでくる。たしかに、発明家やSF作家のなかには、よいアイデアや面白い空想(ネタ等)をたくさん出せるように、自分の作業場にそれなりの工夫を凝らしている人もいる。

まずは、広々とした部屋、座り心地のよい椅子、壁には精神を落ち着ける効果のある配色が施され、さらには脳を活性化するとされるお香が炊かれたりもする。そして、それなりの効果をあげているようだ。 続きを読む あなたならではの「思考と空想を生み出す空間」とは?!アイデアを権利化する

笑顔の効用(笑う顔には福きたる)!アイデアを権利化する

笑いもまた人間に特有なものの一つだ。いま、この笑いが医学的にも応用されはじめている。それも、難病や末期癌の患者において、この「笑い(?)療法」は、特によく効くという。しかも、療法といっても、ただ難病患者に漫才や漫談、喜劇を見てもらい、心の底から笑ってもらうだけなのだ。

ところが、患者は漫才を見て大笑いをした後には、決まって免疫力が活性化しているのである。これは、漫才を見てもらう前と後とで、採血をしており、両方の血液成分を比較することで確かめられる。 続きを読む 笑顔の効用(笑う顔には福きたる)!アイデアを権利化する

成功体験を持つことが大事!アイデアを権利化する

前項で述べた「笑いの効用」「笑顔の効用」は同時に、「ユーモア精神は発明思考をもたらしやすい」と前に述べた効果にもつながる。まず笑いや笑いの精神は脳に一連の反応を引き起こす。それは脳にとって好ましい刺激であり、この刺激が素晴らしいアイデアやヒラメキにもつながるというわけだ。そして、笑顔だけでも、また同じ効果をもたらすということを前項では述べたしだいだ。

ヒラメキや創造的な能力を活発化させるのが、脳内にあるA10神経だということは、いまではよく知られている。つまり、きちんとした生化学的バックボーンがあるのだ。さらに、創造性を高める脳内のホルモン物質なども幾つか知られている。そうした「創造性開花ホルモン」が脳の中に用意されているのなら、是非ともそれを効果的に分泌させてみたいと思われるだろう。 続きを読む 成功体験を持つことが大事!アイデアを権利化する

グループなら「KJ法」がお勧め!アイデアを権利化する

発想法にもいろいろあるが、発明の愛好家や個人発明家が集って、皆でなにかアイデアを出しあうような場合には、KJ法が適しているだろう。これは川喜田二郎という人が考案したグループ発想法なので、名前のイニシャルからKJ法と呼ばれているのだ。

同じ目的を持っている人たちで、課題を見つけたり、問題の解決法を探ったりするうえで、この方法はとても優れている。KJ法を、「ブレーンストーミング」という会議用の発想法と併用すると、より効果的である。 続きを読む グループなら「KJ法」がお勧め!アイデアを権利化する

楽しくなければ、個人発明は実らない!アイデアを権利化する

創意工夫に長け、生活の中の不便さを自らのアイデアや小発明で解消している人たちがいる。また、純粋に発明を趣味にしている人たちも意外と多い。

ところが、こういう人々はとかく、オタクとかマニアだと思われていたり、また趣味の発明にしても、お年寄り(年配者)の実用的な趣味といった、少々偏ったイメージで見られてきた。たしかに、個人で発明に取り組む人たちの中には、自称「発明工作マニア(発明オタク)」がいたりもする。それに、発明を知的な趣味として楽しむ奥様連中もいるし、また発明道楽に打ち込む定年退職組もいる。でも、それはそれで結構ではないか。 続きを読む 楽しくなければ、個人発明は実らない!アイデアを権利化する