「民間検定資格」カテゴリーアーカイブ

周囲の評価を変える仕事に役立つ資格

世の中、仕事の数だけ資格がある、といっても過言ではありません。

「ドカチン(土木作業員、悪く言えば土方ですね)やるのに資格なんか必要ねーだろ」とか「風俗嬢はさすがに資格、必要ないっしょ?」と言う人もいるでしょうけれど、ドカチンでも土木学会認定土木技術者(2級から特別上級まであり)という資格があり、風俗嬢でもマッサージやアロマテラピーの資格を持っていれば仕事の幅が広がりますし、独立を考えた際にも有利になります。

で、仕事に役立つ資格を取るとどうなるか?

仕事に対するスキルが上がると同時に、周囲の評価が変わってきます。 続きを読む 周囲の評価を変える仕事に役立つ資格

ライト感覚の検定で自分を磨く

資格といっても司法試験や看護師、美容師などの難易度が高いものから民間の一般財団法人や営利団体が行っている比較的簡単なものまであります。

一念発起して高い難易度の資格に挑戦するのも自分のスキルアップに役立ちますが、当然、資格習得までには時間と根性、それからお金を犠牲にしなければなりません。

そこまで本気じゃないので、とりあえずスキルアップにはなるけれどできればもうちょっと簡単に取れる資格がいい、という人は少なくありませんよね。

そんなライト感覚でコンビニエントな資格もたくさんあります。 続きを読む ライト感覚の検定で自分を磨く

感受性だけではなく理論的な販売方法を検定する

まずはファッション系に役立つ資格。

以前、ブティックで客層から高い支持を得ていた売り子さんを「カリスマ店員」などと呼んでいましたが、これは売り子さんの感受性だけがセールスポイントで、誰でもなれるというものではありませんし、またその「カリスマ店員」の感受性が時代の流れに外れてくればまったく役に立たなくなります。

芸能人みたいですね。

「カリスマ店員」は誰でもなれるわけではありませんが、有資格者は誰でも取得でき、しかも浮き沈みがありません。 続きを読む 感受性だけではなく理論的な販売方法を検定する

3級でも侮れないファッション販売能力検定

一般財団法人日本ファッション教育振興協会が行っている「ファッション販売能力検定」は販売の現場だけでなく、将来、店舗責任者や独立する際にも十分に役立つ資格といえるでしょう。

検定は2級と3級が年に2回、1級は年1回で、それぞれ筆記試験のみ、実技や講習はありません。

受験資格はとくに指定されていないので男性でも受検することが可能です。

また1級を受検するために2級・3級を取得する必要はなく、自信があれば最初から1級に臨むことも可能です。

ただし3級と2級は受検料がそれぞれ5,500円と6,000円であることに対して1級は12,000円であることを忘れずに。 続きを読む 3級でも侮れないファッション販売能力検定

制作現場から営業管理の資格まで

一般財団法人日本ファッション教育振興協会は前項で紹介した「ファッション販売能力検定」だけでなく、その他、ファッション系で役立つ資格の検定を行っています。

ファッションビジネス能力検定は販売能力よりも経営能力に重点を置いた検定で、メーケティング戦略やマーチャンダイジング戦略、マネジメント知識などが要求されます。

ファッション販売能力検定と合わせて持てば現場に強い責任者として上司だけでなく部下からも信頼性がアップすること間違いなし、ですね。

パターンメーキング技術検定もあります。

こちらは販売や経営というより職人、製造現場向き。 続きを読む 制作現場から営業管理の資格まで

色彩で資格を取って仕事につなげる

光が当たれば色彩が生じます。

つまり寝ている時以外、私達の暮らしは色彩に囲まれているわけで、その色彩によって精神が安定したり高揚したり、あるいは逆に不安定になったりします。

不確実性の高い要素としては「本日のラッキーカラー」なんて占い的なものもありますが、これにしても色彩で自己暗示をかけるという意味では十分に役立っているといえるでしょう。

色彩を組み合わせることによって生活の改善を図ることも可能なのです。

そこで注目されてきたのが一般的にカラーコーディネーターという職業や資格。 続きを読む 色彩で資格を取って仕事につなげる

15年の歴史を持つ日本パーソナルカラー協会

最初にパーソナルカラーの検定を行っているNPO法人日本パーソナルカラー協会の概要から説明しましょう。

協会が設立されたのは2001年と古く、毎年、パーソナルカラーフェアや日本各地でフォーラムを開催、また独自で開発した「カラー分析法」や「パーソナルカラー診断方法」などの特許を取得してきた実績があります。

新しい資格はともすれば簡単に消滅してしまう危険性もありますが、15年もの歴史を持つだけに、日本パーソナルカラー協会発行の検定認定証は信頼感があるといえるでしょう。

パーソナルカラー検定はモジュール1から3まであり、レベルが高いのは3(なぜ検定が機能単位を表すモジュールなのかは説明されていないので、誰か受検して理由を聞いてみてください)。 続きを読む 15年の歴史を持つ日本パーソナルカラー協会

J-colorもパーソナルカラー検定がある

パーソナルカラーの検定、NPO法人日本パーソナルカラー協会だけでなく、一般社団法人の日本カラーコーディネーター協会(J-color)でも実施しています。

こちらの創設は2003年とNPO法人日本パーソナルカラー協会より2年遅く、検定も3級からのステップアップで1級までありますが、3級は実践的な検定というよりも「自分ブランディング」の意味合いが強く、検定内容もさほど難しくありません。

要するにパーソナルカラーの入門編で、活用することによって自分のスキルアップにつなげる、というお試しコースのようなものです。

1級になるとコンサルタントができるほどの知識が身につくと紹介されており、J-colorよりパーソナルカラー活用コンサルタントの称号が与えられます。 続きを読む J-colorもパーソナルカラー検定がある

飽和気味のカラーコーディネーター検定

色彩に関する資格、とにかくいろいろな民間団体が制度化しており、社会的な需要の高さを感じさせます。

前述した2団体だけでなく、日本カラリスト協会が行っているパーソナルカラリスト検定、公益社団法人の色彩検定協会が行っている色彩検定、東京商工会議所が実施しているカラーコーディネーター検定試験、国際カラーデザイン協会実施のカラーデザイン検定などがあるので、各団体が発行しているテキストや概要を見て、それから自分に合う検定内容を選択した方がいいでしょう。

ちなみに、どの検定を受けても就職先や仕事先を紹介してくれるわけではありませんが、どの団体でも認定講師養成講座を設けています。

講師になるまでのシステムはほとんど共通しており、団体の会員になってから申請を行って講座を受け、試験やレポート提出によって認定講師になるという流れですね。 続きを読む 飽和気味のカラーコーディネーター検定

美容院からの差異化を図るメイクアップアーティスト

女性が(もちろん男性でもいいんですけれど)美しくなりたい、と願う限り、美容師と化粧品販売員の職がなくなることはありません(あ、それからダイエット商法も消えることがありませんね)。

美容師は国家試験なので難易度は高いのですが(その割に美容師が増えすぎて労働条件や賃金問題がつきまとい、現在は効率の良い職業ではなくなりつつありますが)、メイクアップに関しては民間団体による検定制度なのでハードルはやや下がります。

メイクアップという仕事があまり認知されていない現在、メイクアップを美容師が兼ねることも多く、時にはメイクアップなのかメイクダウンなのか分からない化粧が施されるケースもあります(周囲としては笑っちゃいけない状況なので傍迷惑ですね)。 続きを読む 美容院からの差異化を図るメイクアップアーティスト

数多くあるメイクアップアーティスト検定

メイクアップアーティストの資格は美容師に最適ですが、もちろん新しいことに挑戦してみたい、化粧が上手と言われるので仕事にしたい、という人にも門戸が開かれています。

メイクアップの検定も多くあります。

この業界、なぜか短縮語が主流で、Japan Make Up Artist Networkが主催しているJMAN、Japan Make Up Associationが主催しているJMA、Make Up Society of Japanが主催しているMSOJと、略語だけ見ているとアメリカ国防省の中央情報局とか海兵隊所属の特殊部隊みたいです。

略語はともかく、これらの団体でメイクアップアーティストの検定が行われています。 続きを読む 数多くあるメイクアップアーティスト検定

1級検定はモデルのカウンセリングまで行う

JMA(日本メイクアップ協会)が実施している日本メイクアップ技術検定の続きです。

もう少し検定の内容を詳しく紹介しましょう。

4級は顔の成り立ちや顔の分析、メイクアップの知識、道具の名称や使いこなしといった基本的知識に留まっているので、とくにメイクアップのしごとに活かせるというよりも「自分磨き」程度の内容ですね。

ただし上級検定を受けるためには4級からマスターしていかなければ受けられないのがデメリット。

1級になると本格的で、モデルの悩みやリクエストに応え、カウンセリングやアドバイスをしながらメイク接客を行うという点に目標値を置き、基礎的なスキンケアやファンデーション、アイブロウやモデリング、リップやチークなど完璧なメイクアップを施さなければなりません。 続きを読む 1級検定はモデルのカウンセリングまで行う