「モテ男・モテ女」カテゴリーアーカイブ

最終的な相性は遺伝子レベル?

若い男女が異性からモテたい、というのは当たり前の感情であります。

しかし、だからといってモテるために男性ファッション誌を見てチョイ悪ぶってみたり、女性ライフスタイル誌で一生懸命、ツンデレを研究してみたり、というのは、かなり遠回りな手段でしかありません。

まして「ネットのモテ男・モテ女の条件!」なんて薄っぺらな記事を読んで実践しようなんてのは愚の骨頂です。

なぜなら、記事を書いている人がモテていないからですね。

いや、ホントの話、モテている男女であれば、そんな記事を書いたりして自分自慢みたいなことしませんって。 続きを読む 最終的な相性は遺伝子レベル?

個人の遺伝子が独自の『匂い』を作る

ヒト白血球型抗原(Human Leukocyte Antigen:HLA)をご存じでありますか?

TVドラマの「恋仲」では「HLAは恋愛電子、遺伝子レベルで強く惹かれ合っちゃうんだって。運命的でしょ?」なんてお気楽な解説をしていますが(確かに本格的な説明されても難しすぎて理解不能ではありますが)、それで納得しちゃう方もどうか、と思います。

このHLA、簡単に言ってしまえば白血球の血液型です。

赤血球の血液型はA、B、O、ABの4種類しかありませんが、HLAは免疫反応の情報集合遺伝子情報なので、数万種類の組み合わせがあります。 続きを読む 個人の遺伝子が独自の『匂い』を作る

自分にない免疫反応システム遺伝子を嗅ぎ分ける女性

『匂い』と恋愛に関する実験を行ったのはスイスの動物学者、ベルン大学のクラウス・ヴェーデキント博士。

44人の男性にTシャツを2日間着用させ、その『匂い』を女性49人に嗅がせて反応を調べるという内容です。

もちろん女性には誰がどのTシャツを着たか分かっていません。

単純に『匂い』だけで好みと好みではない、という分別反応です。

その結果、それぞれの女性が好み、と示したTシャツの『匂い』を持つ男性は女性の持つ遺伝子型ともっともかけ離れた遺伝子型で、逆に好みではない、と示したTシャツ男性は女性の遺伝子型に近い遺伝子型を持つ男性であることが判明しました。 続きを読む 自分にない免疫反応システム遺伝子を嗅ぎ分ける女性

擬似的な妊娠は自分と同じHLAを求める

『匂い』で自分にない免疫反応システムを持つ男を嗅ぎ分けるという実験に参加した女性の被験者は、月経周期の排卵期の人が選ばれました。

女性は排卵期になると臭覚が敏感になるというのがその理由で、排卵期の臭覚に関する実験は名古屋女子大でも行なわれて立証されています(一方で東京女子医学大学の実験では排卵期には臭覚が低下、男性の『匂い』が気にならなくなり、男性を惹き寄せやすくなっている、という実験結果もあり、正直、どっちなのかわかりません)。

つまり妊娠しやすい時期ほど『匂い』から自分にない免疫反応システムを見つける本能が働く、ということですね(東京女子大学の実験においても男性を惹きつけるという意味では本能的といえるでしょう)。 続きを読む 擬似的な妊娠は自分と同じHLAを求める

女性のほとんどが男の『匂い』が嫌い

男性より女性の方が、じつは『匂い』フェチだったとは男からすれば思いもよらなかったことではありますが、これをさらに立証するアンケート結果があるのであります。

男性のヘアケア商品を開発しているラポーテ・ジャポンの調査結果によると、男性は94.7%が女性の匂いに関して『いいニオイ』と感じていることに対し、女性は男性の匂いに関して89.4%が『臭いニオイ』とイメージしています。

まあ、当然の結果といえるでしょう。 続きを読む 女性のほとんどが男の『匂い』が嫌い

男は女性に嫌われる『匂い』を改善すること

男の匂いを嫌う女性が大半なのに、体脂肪率が極端に少ない(つまり体組織のほとんどが筋肉)男たちがスポーツで必死になって汗を流している姿を見てうっとりする理由がなんとなく分かってきたのではありませんか?

もちろん、これは汗のもたらす『匂い』だけでなく、闘う男という姿に対して女性の本能が強い遺伝子を求めている結果でもあります。

したがって若いうちから中年男性がつけるようなオーデコロンをじゃぶじゃぶ身体につけるような男は悪臭の元でしかなく、本人がうっとりと悦に入っているところ申し訳ありませんが、まったく女性にモテないといえるでしょう。 続きを読む 男は女性に嫌われる『匂い』を改善すること

フラれたらHLAが似通っていたと考えるべし

「なぜだ?金も地位もあるし、俺は女にもモテるのに、なぜ俺と別れるって言うんだ、香織!」

「ごめんなさい!そう…貴方は今でも、いい人だと思うけれど、私、一緒になれない!さようなら!」

「待ってくれ!俺を捨てないでくれ!どうしてなんだあ、かおりー!(いや、名前は小百合でも由香里でもなんでもいいんですが)」

こんな会話を最後にフラれた男も大勢いるでしょう。

でも、これまでの記事を読めば、その謎が解けましたね。 続きを読む フラれたらHLAが似通っていたと考えるべし

モテ男になるためにはシャカイ学的見地から

さて、ここまで読んで、

「じゃあモテ男になるためにはTシャツに匂い染み込ませていろいろな女に嗅がせればいいじゃん!」

と考えるのはあまりにも思慮が足りず軽率な行動(そんなことする変態はいないと思いますが)。

これはあくまでHLA、免疫反応システム遺伝子の違いだけであり、女性が本能的な仕分けをしているだけにすぎません。

つまり仕分けされた中から、さらに女性から好意を持たれるためにはセイブツ学的よりもシャカイ学的見地から考察する必要があります。 続きを読む モテ男になるためにはシャカイ学的見地から

女性の欠点を補う努力

意中の女性がいて、たとえその女性に男が群がっているとしても諦める必要はありません。

なぜなら、その群がっている男共は単に女性の容姿や性格に惹かれているだけであり、その中に、確実に免疫反応システム遺伝子HLAの適合者がいない可能性もあり、そして貴方がその適合者である可能性もあるのですから。

ただし、そこまではセイブツ学見地。

シャカイ学見地としては、そこから意中の女性に認められる努力が必要です。

それが男磨きになるのですが、ただ闇雲に女性の注意を惹こうとしても無駄な努力であります。 続きを読む 女性の欠点を補う努力

モテ男になるなら決断力

意中の女性が持ち得ない才能を磨くことで、意中の女性を振り向かせることができると前述しましたが、意中の女性がその才能を欲していなければ、まったく意味がないのであります。

まずは意中の女性が抱えているコンプレックスから探っていきましょう。

すごく美人で仕事もできて、上司には媚びず部下の面倒見もいい、なんて一見、非の打ち所がない女性でも必ずコンプレックスを抱えています。

それほど優秀だと、周囲の男共は比較的主導権を渡したがり、物事の決定を預けることで自分は相手想いの優しい男という点を強調したいわけですが、むしろ優秀な女性ほど、自分よりも優秀な部分を求めている傾向にあります。 続きを読む モテ男になるなら決断力

器を大きく見せるのはけっして悪いことではない

とかく、モテたがる男は自分を大きく見せようとします。

この点も、孔雀が羽根を広げたりタコがでっかい吸盤見せたりするのと大した違いはありません。

意中の女性と豪勢な食事をする、カッコいい(と思っている)車でデートをする、あるいは仕事をバリバリこなす男に見せる、など、どれも動物の求愛行動と同じであり、人間の一種の承認欲求でもあります。

滑稽ですね。

でも、大きく見せようとするのはけっして悪いことではありません。 続きを読む 器を大きく見せるのはけっして悪いことではない

世間の流行に騙されるな!

最近、若年層の女性の間で頭ポンポンとか壁ドンされたい、なんて人が増えてきています。

そこで調子に乗って、頭ポンポンとか壁ドンとか、しちゃった男性いませんか?

こんな行為、モテる男は絶対にしません。

だってタイミング、難しすぎるでしょ?

よほど年下で恋愛感情が持てない相手だったら頭ポンポンの髪ナデナデもできますが、意中の女性にこれをやれば、逆にグーの拳固パンチ食らっても不思議ではありません。 続きを読む 世間の流行に騙されるな!