ある一つの言語も、まずは大昔の祖先により、そのきっかけ(土台)を作られ、その後は数多くの子孫(私たちから見れば、数多くの祖先)により連綿と受け継がれてきつつ、進化発展を遂げた、「モノとオト、それに意味を関連付けた、思想の集大成」とも言えるのです。
ある単語はより発展し、強化され、その分布範囲も広がっていったでしょうし、反対にある単語はその勢力が弱まり、しだいに消滅していったり、あるいは別の単語の中に吸収されていったり、などということもあったでしょう。だから、「言語の発展」(文字の発展)にも、「生物の進化」と似たような道を歩むところがあるのです。 続きを読む 言語は、血をかよわせた生き物のよう!言葉の摩訶不思議学