日本の映画名セリフの定番、「お楽しみはこれからだ」がアメリカ映画名セリフ・ベスト100の71位にランクされているので、他のベスト100からもいくつかピックアップしましょう。
このベスト100はアメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)が選出しています。
AFIは「映画芸術の遺産を保護し前身させること」を目的として発足した機関で、これまでに名セリフだけでなく、いろいろなベスト100シリーズを発表しています。 続きを読む AFIと文化庁の違い!映画名言集
日本の映画名セリフの定番、「お楽しみはこれからだ」がアメリカ映画名セリフ・ベスト100の71位にランクされているので、他のベスト100からもいくつかピックアップしましょう。
このベスト100はアメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)が選出しています。
AFIは「映画芸術の遺産を保護し前身させること」を目的として発足した機関で、これまでに名セリフだけでなく、いろいろなベスト100シリーズを発表しています。 続きを読む AFIと文化庁の違い!映画名言集
ちょっとアメリカ映画名セリフ・ベスト100から離れてしまったので、話を元に戻して。
第1位は1939年に公開された「風と共に去りぬ」でクラーク・ゲーブル演じるレット・バトラーが妻のスカーレット・オハラ(演じるのはヴィヴィアン・リー)に告げる一言。
「Frankly,my dear,I don’t give a damn.」
初公開では「君をけっしてうらんではいないよ」でしたが、あまりに意訳であることから、その後の公開では「俺の知ったことか」に変更されています。 続きを読む アメリカ映画名セリフ・ベスト100の第1位とは?映画名言集
南北戦争に巻き込まれる白人社会を描いた名作(もっとも後年、民族解放運動が高まると奴隷制度を正当化し、白人農園主を美化していると黒人団体から強い非難を浴びていますが)、「風と共に去りぬ」の名セリフといえば、日本ではむしろ、主人公スカーレット・オハラがラストシーンで言う、
「After all, tomorrow is another day!」の方が有名ですね。
公開初期の頃は「明日は明日の風が吹く」と訳されていました。
なんだか寅さんシリーズみたいですね。その後の公開では、 続きを読む 明日は今日と別の日!映画名言集
アメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)が選出したアメリカ映画名セリフ・ベスト100の中で、もっとも多くランクインしている作品が「カサブランカ」です。
1942年に公開され、1943年には第16回アカデミー作品賞、監督賞、脚本賞を受賞したアメリカ映画史に残る傑作ですね。
物語の舞台はモロッコのカサブランカ。
1942年当時、モロッコはフランスの親ドイツ政府、ヴィシー政権に占領されており、その辺境の地で「カフェ・アメリカン」を経営する主人公リックと、ドイツ抵抗運動の指導者ラズロの現在の妻であり、かつてはリックの恋人でもあったイルザとのラブ・ロマンスです。 続きを読む 名セリフの宝庫といえば!映画名言集
1942年の名作「カサブランカ」の続きです。
まあ、戦時下に作られた映画はどこかプロパガンダの匂いが感じられますが、「カサブランカ」は薄い方だと言えるでしょう。
何しろラブ・ロマンスですから。
「Here’s looking at you, kid.(君の瞳に乾杯)」
この名セリフはアメリカ映画名セリフ・ベスト100の5位にランクインしています。 続きを読む 「君の瞳に乾杯」と翻訳したセンス!映画名言集
1942年公開の「カサブランカ」はアメリン・フィルム・インスティチュート(AFI)が選ぶ名セリフ・ベスト100の中に6個もランクインするほど名セリフの宝庫です。
「Louis, I think this is the beginning of a beautiful friendship.(ルイ、これが友情の始まりだな)」
映画を観ていない人には分かりづらい名セリフですが、ベスト100では20位と上位にランクインされています。
ルイ、とはカサブランカの地元警察署長。 続きを読む カサブランカは自己犠牲と男同士の友情の物語!映画名言集
1942年に公開された名作「カサブランカ」は名セリフの宝庫、ということでかなり引っ張っていますが、とりあえず、この項で最後にしましょう。
アメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)が選ぶ名セリフ・ベスト100には入っていませんが、こんなセリフもあります。
シチュエーションはモテるリックに迫ってくる女性との会話。
「昨夜はどこにいたの?」「そんな昔のことは覚えていないね」
「今夜、会ってくれる?」「そんな先のことはわからない」
こんなセリフ、男だったら一度は言ってみたいものですね。 続きを読む 男なら1度は言ってみたいセリフ!映画名言集
名作「カサブランカ」のセリフ、人生にはあまり役立ちそうではないので、もう少し人生の役に立つ(かもしれない)名セリフを紹介しましょう。
「スプートニクに乗って宇宙に飛ばされたライカ犬のことを思えば、僕の不幸なんてちっぽけなものだ」
このセリフは1985年に公開されたスウェーデン映画「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」からの引用です。
主人公はイングマル少年。時代はライカ犬を乗せて初めて地球軌道周回を行ったソ連のスプートニク2号の頃。 続きを読む 貴方の人生はライカ犬に比べればずっとマシ!映画名言集
1958年に公開された西部劇「大いなる西部」から、人生に役立つ(かもしれない)名セリフを紹介しましょう。
「あなたは臆病者と思われているのよ?」
「そうではないが、勇気を見せびらかす必要もないだろう」
主人公ジェームズと婚約者パットの会話です。
簡単にストーリーを説明すると、荒野の水源を巡る街の有力者争いの中、ジェームズはなんとか平和的解決に持ち込もうとするけれど、結局、有力者同士が決闘を行って相討ちになり、ジェームズは婚約者パットと共に水源地で新しい生活を始める、という感じですね。 続きを読む 本当の勇気は隠しておくもの!映画名言集
1989年に公開された「フィールド・オブ・ドリームス」は本国であるアメリカでもあまり注目されず、日本の単館ロードショウ的扱いで公開されましたが、やがてその面白さが口コミで広がり、やがて全米で公開されるようになった名作です。
第62回アカデミー賞では作品賞、脚色賞、作曲賞の3部門にノミネートされました。
虚実が複雑に入り組んだベースボール・ファンタジーで、トウモロコシ畑の農家を営む主人公、レイ・キンセラにある日、『天の声』が響きます。 続きを読む 『天の声』のままに!映画名言集
農夫、レイ・キンセラの作った野球場になぜかホワイトソックスの選手だった“シューレス”ジョー・ジャクソンがやってくるという映画「フィールド・オブ・ドリームス」の続きです。
「If you build it, he will come.(それを作れば彼はやってくる)」
という名セリフ、この彼は“シューレス”ジョー・ジャクソンのことだったのでしょうか?
その後も次々と『天の声』が続き、レイ・キンセラは不可思議な気持ちを抱きながらも『天の声』の通りに行動します。 続きを読む 天国とは夢の叶う場所!映画名言集
20世紀の映画が続いたので、少し時代を進め、21世紀の映画から名セリフを紹介しましょう。
最初に登場するのは世界的ベストセラーとなった「ハリー・ポッターと賢者の石」から。
といっても公開されたのは2001年、今から14年も前のことですね。
「It takes a great bravery to stand up to out enemies, but just as much to stand up to our friends.」
「敵に立ち向かっていくのには大きな勇気がいるし、味方に立ち向かっていくのにも同じくらい勇気が必要だ」 続きを読む 味方にも立ち向かうことができる勇気!映画名言集