「人 城を頼らば、城 人を捨てん」
現代風に訳すと、人が城を頼ってばかりいれば、やがてその頼りの城から見捨てられるだろう、というニュアンスになります。
城を物に言い換えると分かりやすくなりますね。
物に固執するほど物によって身が滅ぶ、つまり物ではなく固執が身を滅ぼすという意味になります。
これも織田信長の名言のひとつでしょう。
もっとも、織田信長が比喩として城を上げたのではなく、実際に城への固執がないことからこの名言が生まれたと言われています。 続きを読む 戦闘専門の兵士を鍛え上げた織田信長