1989年に公開された「フィールド・オブ・ドリームス」は本国であるアメリカでもあまり注目されず、日本の単館ロードショウ的扱いで公開されましたが、やがてその面白さが口コミで広がり、やがて全米で公開されるようになった名作です。
第62回アカデミー賞では作品賞、脚色賞、作曲賞の3部門にノミネートされました。
虚実が複雑に入り組んだベースボール・ファンタジーで、トウモロコシ畑の農家を営む主人公、レイ・キンセラにある日、『天の声』が響きます。 続きを読む 『天の声』のままに!映画名言集
1989年に公開された「フィールド・オブ・ドリームス」は本国であるアメリカでもあまり注目されず、日本の単館ロードショウ的扱いで公開されましたが、やがてその面白さが口コミで広がり、やがて全米で公開されるようになった名作です。
第62回アカデミー賞では作品賞、脚色賞、作曲賞の3部門にノミネートされました。
虚実が複雑に入り組んだベースボール・ファンタジーで、トウモロコシ畑の農家を営む主人公、レイ・キンセラにある日、『天の声』が響きます。 続きを読む 『天の声』のままに!映画名言集
農夫、レイ・キンセラの作った野球場になぜかホワイトソックスの選手だった“シューレス”ジョー・ジャクソンがやってくるという映画「フィールド・オブ・ドリームス」の続きです。
「If you build it, he will come.(それを作れば彼はやってくる)」
という名セリフ、この彼は“シューレス”ジョー・ジャクソンのことだったのでしょうか?
その後も次々と『天の声』が続き、レイ・キンセラは不可思議な気持ちを抱きながらも『天の声』の通りに行動します。 続きを読む 天国とは夢の叶う場所!映画名言集
20世紀の映画が続いたので、少し時代を進め、21世紀の映画から名セリフを紹介しましょう。
最初に登場するのは世界的ベストセラーとなった「ハリー・ポッターと賢者の石」から。
といっても公開されたのは2001年、今から14年も前のことですね。
「It takes a great bravery to stand up to out enemies, but just as much to stand up to our friends.」
「敵に立ち向かっていくのには大きな勇気がいるし、味方に立ち向かっていくのにも同じくらい勇気が必要だ」 続きを読む 味方にも立ち向かうことができる勇気!映画名言集
「ハリー・ポッターと賢者の石」と同年度に公開されたのが「ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間」。
この映画からの名セリフは、魔法使いガンダルフからホビットの主人公フロドへの言葉です。
「今、やらなければいけないのは与えられた時間で何ができるのか考えることだ」
ガンダルフからフロドに与えられた使命は、闇の冥王サウロンの指輪をモンドール国の火山にある『滅びの亀裂』に投げ込むこと。 続きを読む 与えられた時間で何ができるか?映画名言集
前項で紹介したスペクタクル超大作2作より1年さかのぼって2000年に公開された「キャスト・アウェイ」から名セリフを紹介しましょう。
ストーリーは南海の孤島に漂流した男の4年間に渡るサバイバルがモチーフとなっています。
トム・ハンクス演じる主人公チャックは世界の物流を担うフェデックスの社員で、その日も貨物機に乗り込み、荷物を配達している最中、貨物機が嵐に巻き込まれて墜落し、1人だけ孤島に漂流します。
ここからチャックのサバイバルが始まるのですが、とにかくそんな経験のないチャック、失敗ばかりです。 続きを読む ウィルソン、ごめんよ。ごめんよ、ウィルソン!映画名言集
「ウィルソン、ごめんよ…」と大海原でつぶやく名シーンを持つ「キャスト・アウェイ」、もっと役に立つ名セリフを紹介してくれ、と言いたそうなので、もうちょっと話、続けましょう。
「今、やるべきことは息をし続けることだ。そうすれば明日また太陽は昇る。そうすれば並が何か運んでくるかもしれないから」
無人島で暮らす主人公チャックの独白です。
この台詞は伏線ですね、 続きを読む 生きて息をしていれば明日も太陽は昇る!映画名言集
エンターテイメント性の高いアメリカ映画はなかなか名作として認められることはありませんが、それでも名セリフはずいぶんと残してくれました。
それらの名セリフ、日本語訳にするのが難しく日本語ではしっくりこない部分も多くあります。
そんな名セリフを紹介しましょう。
最初は第40代アメリカ合衆国大統領に就任したロナルド・レーガンまでスピーチに使用した、「ダーティ・ハリー・4」からの、お馴染みのセリフです。 続きを読む やれるもんならやってみろ的名セリフ!映画名言集
「Go, ahead. Make my day.」の名セリフを生み出した「ダーティ・ハリー4」は1983年公開の作品で、当時、アメリカでは大流行、アメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)が選考する名セリフ・ベスト100でも堂々、第6位に入っています。
大流行の一因となったのが、第40代アメリカ元大統領ロナルド・レーガンが下院から増税案が提出されようとした時、拒否権を行使する用意があると述べて、次のようにスピーチしたことです。
「And I have only one thing to say the increasers. Go ahead, make my day.」 続きを読む 大統領がスピーチで名セリフを流用!映画名言集
アメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)が選出する名セリフ・ベスト100で第6位にランクされる「Go, ahead. Make my day.」を生み出した「ダーティ・ハリー4」には、もうひとつの日本語では訳しにくい名セリフがあります。
それが、「Swell」という言葉。
同僚からブルドッグを贈られては「Swell…」と嘆き、サンフランシスコからサン・ポーロへ出張を命じられても「Swell…」と呆れ顔で言っています。 続きを読む 「Swell」という言葉の意味!映画名言集
アメリカのエンタメ映画から流行語にまで発展した名セリフ、続けましょう。
「I’ll be back.」
もう、このセリフだけで何の映画だか分かりますね。
ご存知「ターミネーター・シリーズ」でアーノルド・シュワルツェネッガー扮する未来から来たロボット、T-800が劇中、何度となく言うセリフです。
意味にスラングはなく、「また戻ってくる」そのままです。 続きを読む シュワちゃんのヘッドラインとなった名セリフ!映画名言集
アメリカのエンタメ映画、やっぱり長く続けると飽きてきますね。
では次を最後にしましょう。
1995年に公開されたスティーヴン・セガール製作・主演の「暴走特急」です。
まだセガールが今のように太って動けなくなる前の作品なので、一応、格闘シーンは自分でアクションをしています。
もっとも。現在の太った貫禄十分の悪役も魅力的ではありますが。 続きを読む 「房総特急」の名セリフ!映画名言集
アメリカ・エンタメ映画で食傷気味になったので、口直し、ではありませんが佳作からの名セリフを紹介しましょう。
最初は2010年に公開されたイギリス映画「英国王のスピーチ」です。
イギリス王ジョージ6世と植民地出身の平民だった言語療法士の友情実話を映画化した物語で、第83回アカデミー賞では12部門と最多ノミネート、最終的には作品賞や監督賞、主演男優賞など4部門を受賞しました。
ジョージ6世は吃音で悩んでおり、1934年の大英帝国博覧会閉会式で父、ジョージ5世の代理で演説を行いますが、吃音のため演説は悲惨な結果に終わりました。 続きを読む 変わっていることこそオリジナリティの証!映画名言集