「運とツキの話」カテゴリーアーカイブ

ハプニングを予測できれば対応も可能になる

とはいえ、できれば山は高く、谷は低い方が楽しいのは事実。

このサイクルを偶然と考えてしまうと山も谷も高さや深さを変えることはできませんが、必然と考えれば、調節が可能になってきます。

つまりハプニングの予測。

事象の発生や種類は分からなくても、それがチャンスかピンチか判れば、対処の仕方が変わってきますね。

『チャンスの女神に後ろ髪はない』と言うように、チャンスの到来は後で気がつくことが多いもの。

『後悔先に立たず』というように失敗は必ず行動の後についてまわります。 続きを読む ハプニングを予測できれば対応も可能になる

体のリズムを行動の指針にする

バイオリズムは生体のサイクルを身体リズム(Physical)、感情リズム(Sensitivity)、知性リズム(Intellectual)という3つに分け、それぞれ誕生日を起点として曲線で表したもの。

高周期のピークと低周期のボトムラインがあり、その間を決まった周期が繰り返します。

身体リズムはPで表され、耐久力や抵抗力といった肉体的なリズム、感情リズムはSで表され、直感力や感受性、想像力や協調性といった内面的なリズム、知性リズムはIで表され、思考力や記憶力、集中力や判断力といった論理的リズムを持っています。

高周期というのは体内にみなぎっているエネルギーを放出する時で、低周期はエネルギーを充填する時。 続きを読む 体のリズムを行動の指針にする

移り変わりの不安定な時が要注意日

このバイオリズム、高周期と低周期に関しては自覚できるので自分で事象の分析と行動が取れるのですが、要注意は両極へ移動する中間点。

たとえば身体リズムが高周期から低周期に移る中間点では、まだまだ高周期の好調が続いていると思っているのに、実際は低周期へ移ろうとしているため、思ったように体が動かない、とか。

感情リズムでは異性とデートしていて楽しいはずなのに、なぜかつまらないことで喧嘩するなど不安定な気分になる、とか。

知性面では高周期時に作ったプレゼン資料の細部まで理解していたはずなのに、中間点でプレゼンしようと思ったら細部まで説明できなかった、とか。 続きを読む 移り変わりの不安定な時が要注意日

運勢には必ずサイクルがある

バイオ、とは生命。

リズムは規則的な運動。

この2つの言葉を合わせて生まれたバイオリズムの歴史は古く1897年にまで遡ります。

ドイツの外科医W・フリース博士とスイス・ウィーン大学のH・スウォボタ博士がほぼ同時に提唱しました。

それぞれの患者の容態変化から身体周期が23日、感情周期が28日と見出し、その後、オーストリアの光学教授、A・テルチャー博士が学生の成績変化に33日の周期があることを発見、今日のバイオリズムの基礎が作られたのです。 続きを読む 運勢には必ずサイクルがある

sin関数を使って自分のバイオリズムを調べる方法

もちろん六星占星術でもホロスコープでもタロット占いでも、サイクルを掴む方法はどれでもいいのですが、やはり自分で計算してサイクルの波を掴めるのがバイオリズムのメリットですね。

計算式はこうなります。

Sin(T/t×2×π)で、Tは誕生日から計算するまでの日数、tはそれぞれP、S、Iの周期数、つまり23、28、33になります。

誕生日からの計算ですが、閏年の日数も加えることをお忘れなく。

それぞれの値が正なら高周期、負なら低周期、0ならば移り変わりの要注意日となります。 続きを読む sin関数を使って自分のバイオリズムを調べる方法

もっと簡単なバイオリズム計算方法

Sin関数を使わなくてもバイオリズムを計算する方法があるのでご説明しましょう。

◆まず自分の年齢に365をかけて、次にもっとも近い誕生日からの日数を足します。閏年の日数を1日足すことを忘れないように。4で割ることができる年はすべて閏年です。

◆生まれてから現在までの日数をそれぞれのリズム周期で割ります。身体Pならば23、感情Sならば28、知性Iならば33ですね。

◆小数点より前の正数はこれまでに何回バイオリズムを繰り返してきたかという過去の数値で、現在の状態を表すのは小数点以下の数値。

◆小数点以下の数値は3桁でも4桁でも十分で、これにそれぞれのリズムをかけます。身体Pならば23、感情Sならば28、知性Iなら33です。 続きを読む もっと簡単なバイオリズム計算方法

カンタン計算方法の実践

では、上記の計算(前記事)を実際にやってみましょう。

例は1982年5月1日生まれで、バイオリズムを知りたい日は2013年7月5日とします。

まずは誕生日から何日経過しているかの計算ですね。

◆30×365+31+30+5+7=11,023 が誕生日から現在までの日数で、それぞれ5月、6月、7月の5日分、さらに誕生日から経過した閏年の分を足しています。

◆11,023÷23=479.26087 経過日数を身体Pの周期23で割り(小数点前の数値は周期の繰り返しなので無視して構いません)、次に身体Pの周期を小数点以下の数値にかけます。 続きを読む カンタン計算方法の実践

エクセルを使って自分でグラフを作る

計算による数値でもバイオリズムは分かりますが、やはり視覚的なグラフの方が分かりやすいし、予測も立てやすいですね。

グラフ表示をするならエクセルが最適でしょう。

計算式の入力も簡単ですので、一度、トライしてみてください。

今日の日付から前後15日、約1ヶ月分のバイオリズムを出す方法です。

◆セルA1に生年月日(例:1985年12月12日の場合⇒19851212)を記入します。

◆セル2は見出しで使用、A2は年月日、セルB2は身体P、セルC2は感情S、セルD2は知性Pを記入します。 続きを読む エクセルを使って自分でグラフを作る

定形バイオリズムの曖昧さ

いかがでしたか?

ここまでが定形のバイオリズムですが、自分のサイクルと照らしあわせてみて、思い当たるところがありましたか?

もちろんピッタリとハマる人もいれば、うーん、と首を傾げたくなる人もいるはず。

何しろ、周期の数値における根拠は100年近く前の、患者や学生から採取したサンプルなのですから。

言ってみれば最大公約数ですね。

あるいは「関東地方の天気予報」のというくらい大雑把なもの。

自分と同じ誕生日の人は同じバイオリズムになっているということです。 続きを読む 定形バイオリズムの曖昧さ

バイオリズムに科学的根拠はないけれど?

年齢に関わらずバイオリズムが一定であること、各周期サイクルの算出方法がサンプル抽出で、その後、改善されていないことなど、定形のバイオリズムには突っ込みどころが満載です。

数式を使うので一見、科学的根拠がありそうに思えますが、じつはほかの運勢占いと同じように、確立された学問や研究素材ではありません。

しかし、確立された知識はあくまでも立証が可能というだけのこと。占星術は古来、東西を問わず長い歴史があり、人々が信じるだけの要素と経験的蓄積があります。

科学的根拠といっても現代ではたかが知れていますし。 続きを読む バイオリズムに科学的根拠はないけれど?

定形バイオリズムをオリジナルに変える

これが九星気学だとか六星占星術とかタロットカードだとかホロスコープといった専門的な分野だと自分でアレンジすることはできませんね。

バイオリズムの良い点は数値を入れ替えるだけでライフサイクルの曲線を変えられること。

身体P、感情S、知性Iの周期の数値を1日変えるだけで全体の曲線は大きく変わってきます。

また生まれた時から今の歳までバイオリズムが同じと考えることがおかしい、と感じるならば任意で指定した日から現在までの日数を入れることもできます。

これらを応用すれば、よりオリジナル色の濃いバイオリズムを作ることができるでしょう。 続きを読む 定形バイオリズムをオリジナルに変える

低高周期に突入している期間を変更する方法

数値の変更といっても、ヤミクモに好きな数値を入れていいわけではありませんよね。

そんなことをしたらまったく信用できないバイオリズムになってしまいます。

たとえば身体Pの場合、高齢になるほど体力や抵抗力は落ちてくるので、高周期の期間は短くなり、低周期の期間は長くなっている可能性があります。

逆に若い人ならば体力の回復も早く、意欲性や自信も溢れていることでしょう。

前者の場合は低周期が長くなり、後者の場合は高周期が長くなるわけですね。

まずは定形のバイオリズムを出し、ポイントのずれを計ってみてください。 続きを読む 低高周期に突入している期間を変更する方法