「猫の話」カテゴリーアーカイブ

猫と三味線

実家には三味線が有ります。母が体調悪くして入院してから外の仕事を辞めて趣味を持ったらとの提案で三味線に楽しみを見出しました。

毎日民謡や津軽三味線等よく弾いていましたが、その傍に何時も猫が寝ていました。ジャンジャカジャンと弾いている傍で、よくうるさくなく寝られるものだと何時も思っていました。

ある日母に「この子三味線の傍でよく寝られるね」と何気に聞くと「猫の匂いがするから寝られるんじゃない」「三味線は猫の皮で出来ているらしいから」「猫の皮はよくシナるので良いみたい」という言葉が返ってきてビックリしました。

傍に居る猫が三味線になる訳で無いのが分かっているからなのか、ピンとはきませんでしたが、やはり一寸ショックでした。

今は動物愛護協会等から厳しくチェックされるので、蛇皮等で代用しているようですが、可哀想な話です。 続きを読む 猫と三味線

なんて柔軟な体?

伸び伸びしている猫に声を掛けると、上半身だけをこっちに向けてニャン?と返事します。

どうしたらそんな柔らかい体になるのでしょう。跳躍力も身長以上の高さを平気に飛べるし、時々鳥の様に羽が生えているのではと思ってしまいます。

どんな高い所からどんな姿勢で落としても、着地は綺麗に足から降ります。本当に素晴らしい運動能力です。

たまに、高い所に自分で上がってしまい、降りられなくなって鳴いている猫もいますが・・犬に追いかけられたり、知らない人に怒られて逃げきれないと思い、高いところに後先考えずに登ってしまったのでしょうね。 続きを読む なんて柔軟な体?

猫と洋服

お洒落で可愛い洋服を着ている(着させられている?)犬を見かけることがありますが、猫の場合はどうなのでしょう。

小さい時の洋服を直したりして着せましたが、気が付いたら脱げていました。じっと着せられている猫は見掛けないですね。外に出ると寒そうにしているので、着せたいと思うのですが。

肉球は直接肌なので、靴下なる物を履かせたのですが、1分と持たず口で咥えて脱いでしまいました。猫は動きが悪くなるのが嫌なのか、身に付ける物は全て迷惑がります。

体育会系男子の様に極力自前で生きたいという芯の強さを感じるのは、遺伝として狩りをする体型体質や精神が身に付いているからなのでしょうか。 続きを読む 猫と洋服

猫はいつだって気まぐれ

ペットの話になると、よく『猫派?犬派?』って話になりますよね。犬と猫って、どちらも身近なので比べられてしまうのでしょう。

で、猫派って答える人に理由を聞くと「猫は気まぐれだから」ってよく返ってきます。犬は忠実でそこがいいのだけれど、少し重い。猫は気まぐれだからちょうどいいのだ、と。

確かに猫って、独特の距離感がありますよね。呼んでも来ないこともあるし、そうかと思えば呼んでもいないのにいつの間にかそこにいることも。思わず笑ってしまいます。

きっと自分がいなくても生きていけるだろうし、気にせずに好き勝手に生活していそうです。 続きを読む 猫はいつだって気まぐれ

猫に「チッチッチッ」

街で猫を見かけると、『チッチッチッ』と、つい舌で音を出して呼んでしまいます。その音に興味を示す猫は実際に多いような気がします。歩いていても、とりあえずこちらを向きます。

ネズミの鳴き声に似ていて本能で向いてしまう、という説もありますが、本当のところはわかりません。

でも、呼んでいるっていうのがわかるように思いますね。寄ってはこなくても、『ん?何?』みたいな顔で振り返りますから。

その光景は、付き合いたてのカップルが相手の名前を呼んで、『何?』『別に。呼んだだけ♪』のようなものに近いかもしれません。 続きを読む 猫に「チッチッチッ」

猫は人恋しいのかな?

関心がなさそうなのに近づいてきて、私たちに触れて去っていく時があります。しゃがんでいたら、足の隙間のわざわざ狭いところをくぐっていくことも。

『何でこんなところをくぐるのかな?関心なさそうで、意外とそうでもない?人恋しいとか?』などと思います。

あれは自分の縄張り内であることを示すマーキングなのですよね。自分の匂いをつけようとしてやっているようです。

だから猫にしてみれば、『ん?縄張り内に見たことない人間がいるな。とりあえず匂いをつけておくか』というような感じなのでしょう。 続きを読む 猫は人恋しいのかな?

猫は高いところが好き

猫は高いところが好きです。道を歩く時も塀の上や、脇の少し高くなっているところを歩いたりと、少しでも高いところを求めます。

家の板の間でも、新聞紙一枚でも落ちていればその上に居場所を求めます。数ミリも変わらないのに。

外敵から身を守るために、猫は高いところに行きたがるそうです。だから地面から少しでも高いところの方が落ち着くのだとか。

そう言われてみると、高いところでスヤスヤ寝ている猫もよく見かけますし、我が家の猫も高いところを探しては、自分のねぐらにしています。 続きを読む 猫は高いところが好き

吸い込まれそうな猫の目

猫の目は独特の特徴があります。人などは通常、黒目の部分が収縮する場合は丸いまま収縮するのですが、猫の黒目は細くなるのです。

明るい時は細くなっていて、よく『猫目』と言われるのはその細い目です。暗い時は丸くなります。また、驚いたり怖いと感じたりする時も丸くなるそうです。

明るいのに黒目が丸くなっていたら、怯えているのかもしれないので、そっと抱きしめてあげましょう。

ちなみに黒目の外側は、人のように白くはありません。金色だったり、青色だったりします。

毛の色と密接な関係があり、毛が茶系の猫の目は金色、などと決まっているそうです。左右で色の違う猫もいます。 続きを読む 吸い込まれそうな猫の目

猫がお腹を見せるとき

猫がお腹を見せて『ゴロン』としてくるときがあります。『お腹を撫でて欲しいのかな?』と思って撫でようとすると、いきなりひっかかれたりします。

そのポーズにはどういう意味があり、どうして欲しいのでしょうか?

犬もお腹を見せて、同じようなポーズをすることがあります。犬にとっては服従の意味があるのです。

犬は上下関係をつけたがる生き物ですが、お腹を見せて『攻撃する気もないし、飼い主さんの方が上だよ』という意味のポーズなのです。

しかし、猫にとっては違います。ひっかいたりして、完全に服従する気なんてないですよね。 続きを読む 猫がお腹を見せるとき

猫の肉球に癒されて

猫の魅力を挙げるとき、必ず上位に入ってくるであろう肉球。

手のひらにある肉球に癒される人は少なくないです。

見ていても癒されますし、触ったときの弾力も気持ちがいいです。

家の中で飼っている猫は、外の猫に比べると肉球も柔らかくスベスベしています。

肉球には様々な役割があります。

すたすたと音も立てずに歩けるのも、肉球があるからです。 続きを読む 猫の肉球に癒されて

モミモミする猫に癒される

猫が両手を交互に握ったり開いたりすることがあります。我が家では何故だか「グーパー、グーパー」と呼んでいます。

見ていると可愛くて癒されますね。

しかもそれをしているときの表情が、うっとりしているように見えませんか?

私たちの体にすることもあり、マッサージしてくれているみたいです。

しかし勿論マッサージしてくれているわけでもなく、爪が出ているときもあってちょっと痛いんですよね。 続きを読む モミモミする猫に癒される

急に爪を出す猫

遊んでいて、最初は軽く触ったり手を出している猫。

そのうち楽しくて興奮してくると、爪を出してくることがあります。

爪が出ていなかったら猫パンチも猫キックも大して痛くもありません(笑)。

でも、爪が出ていると、傷になるし、ちょっと痛いです。

もちろん、猫に悪意などありません。

ちょっと興奮して爪が出てきただけなんですよね。 続きを読む 急に爪を出す猫