背中や首の周りを撫でていると、猫はゴロゴロという音を出します。
安心していたり、気持ちいいとき、楽しいときなど、その音を鳴らすのです。
機嫌のいいときに鳴るのかと思えば、不安そうなときだったり、出産するとき、死の直前にも鳴らします。
様々なときに鳴らすので、それがどういう意味をもっているのか、はっきりとわかっていないのです。
もしかすると、その全てが同じゴロゴロではないのかもしれません。 続きを読む 『猫のゴロゴロ』の意味
背中や首の周りを撫でていると、猫はゴロゴロという音を出します。
安心していたり、気持ちいいとき、楽しいときなど、その音を鳴らすのです。
機嫌のいいときに鳴るのかと思えば、不安そうなときだったり、出産するとき、死の直前にも鳴らします。
様々なときに鳴らすので、それがどういう意味をもっているのか、はっきりとわかっていないのです。
もしかすると、その全てが同じゴロゴロではないのかもしれません。 続きを読む 『猫のゴロゴロ』の意味
猫がたまに、せみや小鳥をくわえて、私たちのところに持ってくるときがあります。
急にそんなものを持ってこられてもびっくりしてしまいます。
ただ、これは猫が親しみを持っている飼い主に狩りの仕方を教えようとして、または食べさせようとして自分が狩った獲物を持ってくるのだそうです。
ですので、私たちは驚いてしまいますが、叱ってはいけません。
猫は良かれと思ってのことなのですから、『よくできたねぇ』と褒めてあげましょう。 続きを読む 狩りをする猫
普段は一匹でいることを好みますが、たまに数匹で集まっていることがあります。
公園や人通りの少ない道、神社の境内などで見かけます。
これは猫が会議を行っているのです。
と言っても、『ゴミ出し当番の順番決め』や『寄り合いの経費集め』などをやっているわけではもちろんありません。
会議と言うと大袈裟ですが、顔合わせのようなものです。
猫はそれぞれ縄張りがあり、それぞれが守っています。 続きを読む 猫の会議に参加したい
猫には自分のテリトリーがあります。
それを見回るために、猫は毎日出かけていくのです。
普通にのんびり散歩しているわけではないんですね。
大体、そのテリトリーの広さは、半径500mと言われていますが、そこを毎日見回っているのです。
500mと言うとそこまで広くないように思いますが、猫の固体の大きさからすれば、私たちが思う以上に広いのかもしれません。 続きを読む 猫の見回りには意味がある
猫が手で顔を洗っている姿は、何とも言えず可愛いです。
『猫が顔を洗うと雨が降る』と、よく言われます。
猫は湿気を嫌います。
髭がレーダーの役割をしているのですが、湿度が高くなると髭が湿って下がってきてしまい、その機能が鈍くなります。
髭は常にピンと張っていなくてはなりません。 続きを読む 猫が顔を洗うと雨が降る
『借りてきた猫』という言葉があります。
『いつもは我が物顔でいるのに、よそから連れてきた猫のように大人しい』という意味で使われます。
ねずみを捕るために猫を貸したのだが、貸した家では大人しくなってしまい、ねずみを捕れなかった、ということから出来たことわざだと言われています。
猫はテリトリー意識が強い生き物ですが、一歩そこから出ると、途端に不安になります。
自分のテリトリーでは我が物顔で歩いていますが、外の世界ではなかなかそうもいきません。 続きを読む 『借りてきた猫』の意味
猫にまつわることわざはいくつもあります。
『猫を被る』というのは『本当の自分を隠して大人しく見せる』という意味です。
猫は本来、獰猛な動物です。
可愛い顔をして、ねずみやせみなど、狩りをして獲物を捕らえます。爪も隠していますし。
それに最強の肉食動物、ライオンも、トラもネコ科です。 続きを読む 『猫を被る』の意味
意味としては『誰もが』というような言葉です。
『一休咄』の中に一休禅師(⇒ 一休禅師の言葉)の歌として、この言葉が出てきます。
『生まれては死ぬるなりけり、おしなべて釈迦も達磨も猫も杓子も』
釈迦も達磨も猫も杓子も、みんな生まれて死んでいくのだ、という歌です。
杓子というのはしゃもじのことですが、なぜ猫と杓子が並列で書かれているのでしょうか? 続きを読む 『猫も杓子も』の意味
猫の額とは狭いことのたとえです。
しかし、猫の額ってどこでしょうか?
辞書をひくと、額とは眉と髪の生え際の間をさす、と書かれています。
猫の顔を見てみると、まず眉はありません。
そして全体的に毛で覆われているので、髪の生え際もないです。
そもそも、髪の毛がありません。 続きを読む 『猫の額』の意味
12支のなかに猫は入っていません。
猫は人にとって身近な動物であったにも関わらず、選ばれませんでした。
これにはこんな昔話があります。
はるか昔、その年の暮れに神様は動物たちにこう言いました。
『元旦、新年の挨拶に私のところまで来なさい。一番早く来た者から12番目までの者を、順に一年ずつ、その年の動物の大将にしてやろう』
それを聞いた動物たちは、それぞれ準備をして当日を待ちました。 続きを読む 干支に入れなかった猫
三毛猫とは茶色・黒・白の三色の柄の猫で、日本では特に珍しくもありません。
歩いていてもよく見かけます。よく見る三毛猫ですが、そのほとんどがメスなのです。
これは遺伝子や染色体の組み合わせによるものなのですが、通常ならばオスの三毛猫は生まれてきません。
遺伝子や染色体の組み合わせによるものなのです。
しかし、ごく稀にオスの三毛猫が生まれてくることがあります。
染色体の異常によって、3万匹に1匹ぐらいの割合で生まれてきます。 続きを読む 三毛猫のオスは本当に珍しい
猫は狭いところを好みます。
ちょっと前に鍋に入る猫が有名になりました。
他にもかごに入る猫や、風呂桶に入る猫など、狭いところに入る猫をよく見ます。
猫は他の動物などに取られないように、獲物を食べるときは狭いところで食べていました。
また寝るときに敵に見つからないよう、狭いところを好みました。
隅や狭いところで壁などに体が触れていると落ち着くのだそうです。 続きを読む 狭いところに入りたがる猫