以前は、猫白血病という病気も、猫エイズという病気も、あまり世間で聞くことはなかったと思います。
猫を飼い始めたばかり、という方や、猫を飼ったことがないという方は、この病気の名前を知らずにいるかもしれません。
世界的に流行している、これらの病気に対応していくために、予防接種というものがあります。
人間の予防接種もいろいろありますね。
インフルエンザ、おたふくかぜ、はしか、水疱瘡、風疹・・赤ちゃんのころに受けるものもあれば、流行しているときに受けるものもあります。
人間も抵抗することができない病気にかからないように、またひどくならないように予防接種を受けるのです。
猫ちゃんも家族の一員、しっかり予防接種することで守る命もあるのです。
ただ、問題になるのが、副作用です。
人間の予防接種にも、副作用がありますが、猫の予防接種にも副作用があります。
猫白血病の場合、1000~10000頭に1頭という割合で起こるものです。
ワクチン誘発性腫瘍、という副作用です。
現在、腫瘍を誘発しないワクチンを研究中、ということです。
早くいいワクチンができるといいですね。