猫白血病は、世界中の猫に感染が認められています。
家で飼っている猫よりも、外に出かけて行く猫の方が、感染率も高くなっています。
この病気は、唾液、尿、涙、母乳、血液、さらに胎盤をとおして感染していきます。
つまり、母子感染がある、ということです。
また、外に出かける猫は、猫同士で喧嘩をすることが多く、その傷口、噛み傷、さらに口や鼻をお互いになめたりこすったりすることで、感染していきます。
特に、口からの感染は高いようです。
猫白血病のウイルスは、唾液に一番多く存在しています。
発症は1歳から6歳、この中でも3歳前後が高くなり、日本の場合、3%~5%位の猫が、このウイルスを保有しているといわれています。
猫白血病に感染しているかどうか、というのは、血液検査で簡単にわかります。
もし血液検査を受けていないという猫ちゃんがいたら、ぜひ、血液検査を受けてみてください。
現在は、猫白血病に対する「予防接種」が行われています。
かわいいペット、猫ちゃんが苦しまないように、予防接種を行うようにしてくださいね。