流涙症、一般的に涙目といわれる病気です。
涙が涙腺からうまく出ることができず、流れ出たまま、と言う状態になってしまいます。
涙の過剰分泌、また何らかの原因で、涙管が詰まって涙が流れたままになるようです。
放っておくと、目の下の毛が茶褐色になってしまいます。
薬で改善する場合もありますが、目の奇形の場合もありますから、その場合、手術が必要になります。
生まれた直後の子猫が発症する病気が、新生児眼炎です。
急性可能性結膜炎といいます。
お母さん猫の産道を通る時に、ブドウ球菌や大腸菌などが目に感染し、起こってしまう病気です。
眼を洗浄し、抗菌薬を点眼することでよくなります。
子猫が生まれて、目がおかしいと感じたら、この病気を疑い、急ぎ獣医師に見せる必要があります。
猫はケンカなども結構頻繁です。
そのケンカで、目の角膜が傷つき、炎症を起こしたままにしておくと、角膜炎になります。
眼が白く濁ったようになるので、飼い主にもすぐわかります。
点眼薬で治ることもありますが、あまりひどい状態になれば、手術も必要です。
やはり早期に発見することが必要です。