最近多くなっているのが、猫の病気の中でもガンです。
死亡率も高く、気が付いた時には末期、と言う状態ですから、非常に困ったものです。
胃腫瘍の場合は、嘔吐、吐血などの症状がありますが、特に胃、だけの症状ではないようです。
胃の腫瘍にも悪性、良性があり、触診ではよくわからない、と言うことですから、精密検査になります。
良性で早い時期であれば、手術の必要はありません。
化学療法などを用いる場合もあります。
猫に多いのが、リンパ腫です。
箱白血病ウイルスや猫エイズなどに感染した場合、このリンパ腫が発症することが多くなるといわれています。
わきの下や足の付け根部分のリンパ節と言う部分が腫れるので、飼い主が気が付くということが多いようです。
この場合、抗がん剤や放射線治療になります。
年齢が高くなってくると多くなってくるのが、消化管型リンパ腫です。
下痢、嘔吐、食欲減退、と言う症状で、やせ細っていき、元気も極端になくなります。
ぐったりしますので、飼い主が異変に気が付きます。
他にも、乳がんや子宮がんなども多くなっているようです。
初期の段階で見つけることが難しいガンですが、なるべく早く見つけてあげたいものですね。