生まれ付いてのノラ猫さん。
あまり人間を信用することがなく、本当に一部の人間には心許すという感じです。
倉庫とか縁の下なんかで子供が産まれ、その子供が大きくなれば、生粋のノラ猫さんです。
家猫や家猫の放蕩息子的猫には考えられないくらいの修羅場を乗り越えてきていますから、当然ハンター的な鋭い目つきを持っています。
夜な夜な縄張りを見回り、眼を光らせるその姿を見ると、本当に猫って、野生なんだよねって思わせます。
お食事は残飯だけでなく、あわよくばお魚屋さんの新鮮な鯵なんぞを狙い、猫好きな人がおいていってくれたキャットフードのカリカリを頂き、強く逞しく生きています。
たまに家猫の縄張り?にもちょくちょく出入りし、家猫なんぞ怖くないとばかりに、家の窓から覗く家猫を尻目に、平気でマーキングしていったりします。
生粋のノラ猫さんは強いのです。
ただ病気になって死んでいくノラ猫さんも多いのですよね。
また事故で亡くなったり、心無い人に・・ノラ猫さんの世界は厳しいのです。
それでも、強く子供達を守り、子孫繁栄のため日々、頑張っているのです。