近所にある商店に、招き猫が置いてあって、その愛くるしい顔、その手などが大好きで、いつも眺めていたものです。
商店の主は、お店が始まる前に、お店の玄関に盛り塩をし、水で清めて、のれんを出す時に必ず招き猫に、今日も沢山お客さんたのんます!なんていっていました。
商売繁盛、集客、と言う意味があるということを知らない幼い私は、きっと招き猫と言う神がいて、きっとそれが商売繁盛につながる神様だからお参りしているんだな・・?なんて勝手に思っていました。
でも、神様、と言うことではないのですよね。
縁起物、ツキをよぶグッズ、と言うのが招き猫です。
ただ縁起物、ツキを呼ぶグッズ、と言うだけで、これほど多くの方が招き猫を愛するのは、やはり猫、と言う動物がモチーフになっているからだと感じます。
わがままで気まぐれな性格ですが、実は甘えん坊で、まん丸の目、かわいい手、そのしぐさ、どれをとっても人から愛される素質を持っている猫。
猫だったからこそ、縁起物として今、現代まで招き猫と言う文化が根付いてきたんだろうと感じます。
これから先、まだまだ新しいツキを呼ぶ招き猫が登場しそうですね。