招き猫は、幸せを運ぶ猫。
確かに家猫は、首輪をしている猫が多いのですが、ノラ猫さんは首輪をしていません。
招き猫と言うのは、首輪をしていますよね。
なぜなのでしょう?家猫だった、と言うことでしょうか。
日本では猫に首輪をするという歴史が、かなり古くからあります。
昔、描かれた猫の絵にも、その首輪が描かれていることから、昔から猫に首輪をつけていたことがよく知られています。
以前は首輪、と言う言い方ではなく、首玉、首たが、と言う言い方をしていたようですが、現在では首輪といわれています。
招き猫の置物が作られた時代には、既に多くの猫が、首輪をしており、また江戸時代には、赤い布を巻いて首輪にしていたという絵も現存していることから、招き猫の首輪も赤いものとして作られるようになった、と言うことです。
また招き猫は赤い首輪と・・そう、鈴をつけていますよね。
猫は昔、高級品で非常に珍しいペットだったとか。
その珍しいペットが逃げないように、首輪をして綱でつなぎ、さらに逃げてもすぐわかるように鈴をつけたのだそうです。
その姿を招き猫が継承しているのです。
日本文化を感じますね。