猫インタビューの2回目は、半分飼い猫・半分ノラ猫の生活をおくるニャンコさんです。
「ご自分の意志で今の生活を選んだそうですね?」
「そうさ。昔は飼われてたんだけど、その家が居心地悪くて飛び出したんだ。」
「大変でしたね。それでそうしたんですか?」
「ご飯をくれる家をいくつか探して、そこの通いネコになったんだ。」
「ご飯は十分に貰えるんですか?」
「たまに足りない時もあるけど、贅沢はいえないよ。まぁ、そういう時は貰えるところをハシゴするけどね。」
「もう一度飼われる、というのは考えなかったんですか?」
「僕はもともと自由が好きだからね。人間の生活に合わせないといけない飼い猫はきゅうくつなんだ。」
「なるほど。通いネコでご飯を確保しながら、自由な生活も楽しめるというわけですね!」
「楽しいよ。君も家出して半ノラにならない?」
「いや・・・遠慮しますニャ・・・。」
半ノラ猫にご飯をくれるおうちでは、庭先に寝床を提供してくれる場合もあるとか。
「ノラ猫にエサをやるな!」なんて怒る人もいるけれど、そういうサービスに救われているニャンコがいるのも事実。
だから、ご飯を貰う猫たちもなるべく迷惑をかけないように気を付けているそうです。